メラビアンの法則

sakurasaku20052007-01-09

聞く相手は言葉より表情を信じる
あなたは「メラビアンの法則」をご存知だろうか?
人が初対面で会ったときに受ける印象は見た目・表情55%、声の質38%、話す内容7%で決まる。実に93%が話の内容以外に決まるというのだ。
「ほう!(~_~)。すると、君はロシアの映画を字幕なしで観て、93%内容が理解できるというわけかね。」天使と悪魔のビジネス用語辞典には面白いことが書かれている。
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http://www2u.biglobe.ne.jp/~hiraki/d74.htm
事実、メラビアンさんの行った実験の意図は、↑とは違うらしい。
だけど、世の中、見た目で判断されるということは、ある(汗)。
たとえば、初めて会う営業マンは身なりのきちんとして、笑顔が爽やかな人は誠実で真摯な印象を持つし、会議中でもビシっとスーツを着込んだ人が自信ありげに大きな声で説明すると何かとても正しいことを言っているように思える。
態度と声を変えれば、印象は大きく変わるのだ。
特に女性の場合、笑顔で印象は大きく変わる。日本経営合理化協会では「笑顔こそ商売繁盛の絶対条件」と言っているから男性の場合もそうなのであろう。


私は昔から、人と話をするのは苦手なのに、プレゼンは得意だった(←なぜ)
これは演説がうまかった父を見て育ったおかげでもある。もっともその前は緊張して心の中で「できる、できる、自分はできる」と何度も自分につぶやいていた(汗)

大勢の人の前で話をするとき大切なのは実は「話の間」にある。だらだらと長い話は誰も聞かない。話を簡潔に、かつ強弱をつけるのがプレゼンの極意だ。
私は一番いいたい内容の前に話を区切って5秒自分の中で時間を数える。この「間」が、聞く側を惹きつけると思っているからだ。これこそ、メラビアンの法則。話の内容はさほどないのに、目と表情、それと声のトーンで説得してるに過ぎない。
もっとも、中身のないものは、すぐにメッキがはがれる。
ビジネスの世界ではメラビアンの法則が持て囃されているそうだが、本物の前ではすべては勝てない。本物になるには、見かけではなく内容が大切。小手先だけではどうにもならない。
それには、やっぱり、毎日の積み重ね。なのかな(笑)