Dr.コトー診療所2006最終回

おなじ時を感じながら、みんな、ここに生きている。
離島医療に情熱をかけ、命の尊さに執着する青年医師、五島健助(吉岡秀隆)の熱い闘いを描いたコトー先生が最終回を迎えた。
「医者って何なんでしょう」青年医師が自問自答する姿を見ると、宮崎のすいしょう先生(id:mamezoさん)を思い浮かべる。
最終回は五島先生の大切な人、星野彩香さん(柴咲コウ)が乳癌となり、その手術に立ち会うところからはじめる。
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「目の前の患者が星野彩香であることを忘れろ。医者ならオペのことだけ考えろ。」鳴海先生(堺雅人)の忠告にも逆らい、取り乱しながらもオペを続ける。

かつて妻を亡くした経験から彼はコトー先生に言う。
「優秀な外科医は心を持ってはいけない。人の命を救うということは本来人間が足を踏み入れてはいけない領域に足を踏み入れることだ。そこに感情があっていけない。家族ということはその人生の全て背負うことだ。それがどれだけ苦しいことか。島の人間が家族だと。ふざけるんじゃない。医者は患者と家族にはなれないし、なってはいけない。」
「鳴海先生、ありがとうございます。あなたのおかげで医者であることの怖さも思い知りました。でも、あなたの中で奥さんは生きている。いつか奇跡は起こるかもしれない。」そう言って、コトー先生は島に帰った。
おかえり♪コトー先生。
島の明るい人たちの笑顔を見ていると私まで元気がもらえる。コトー先生の言うように生きる勇気を貰える。今年ももうすぐ終わる。最後にいい作品に巡りあえた。

キャスト
島健助 … 吉岡秀隆
星野彩佳 … 柴咲コウ
原剛利 … 時任三郎
西山茉莉子 … 大塚寧々
仲依ミナ … 蒼井優
坂野ゆかり … 桜井幸子
坂野孝 … 大森南朋
原剛洋 … 富岡涼
鳴海慧 … 堺雅人
安藤重雄 … 泉谷しげる
和田一範 … 筧利夫
星野正一 … 小林薫