ザ★忘年会

sakurasaku20052006-12-12

忘年会 歳を忘れて もうねえんかい?
忘年会 記憶も忘れて ここはどこ
忘年会 気づいてみれば 小諸駅

私もサラリーマン川柳を作ってみた(汗)。
忘年会♪一年の労をねぎらい、杯を酌み交わす。日本サラリー社会の伝統的行事だ。まあ、はてなさんに言わせると、単なる飲み会である(汗)
一歩前へ♪〜元気をありがとう♪さくちゃんの甲信越人気blogランキング
でも、この行事鎌倉時代からあったというから驚きだ。サラリーマンはこの時期忙しい。
本当は酒も飲めないし、そうした席は苦手なので、出来れば避けたいが、私のようにぷらぷらしている調整役は、人間関係を円滑に進めるためにも外せない(涙)
昔は嫌々だったが、最近、誰でもいい「人の話聞こう」と思ってから、苦痛だった飲み会があまり苦にならなくなった。
不思議なもので、行動は考え方ひとつで変わる。
いろんな人と話すと自分の知らない世界が知れて面白い。
今日はその一人派遣社員のHさんの話をちょっとだけ紹介したい。
彼女は・・・
何て言うか不思議系キャラである。
おかっぱ頭にメガネをかけてちょっと地味な感じがするが、その発想は実に独特だ。まさにのだめちゃんを彷彿させる少女漫画の世界から飛び出てきたような人である。
「作太郎さんの趣味は何ですか」と聞かれたから「映画かな」と答えたら「私は雲を見ることなんです」と答えられた(汗)。
その彼女が、「私、会社の中でよく迷う?」というから何事かと思ったら、ビルを1階上がると、自分の居場所がわからなくなって、帰れなくなってしまうというのだ(驚)。世の中にはそんな方向音痴の人がいたのか!
休日で外に出るときは友人が「危ないから」といってついてきてくれるという。私にはとても出来ないが、優しい友人たちだ。
その彼女が突然みんなの前で
「私ね、張本に似ているって言われるんです」というから笑ってしまった。
いや、正直、張本さんがどんな顔かすぐ浮かばなかったが、私の目の前で普段無口でおとなしい年配のMさんが必死に笑いをこらえた挙句、ゲラゲラ笑っている姿をみて笑ってしまった。
笑いは伝染する。
「あっ、誰もそんなことないって否定してくれない。もう私に頼んでも経費は出しませんよ。」
真っ赤になって怒っていたが、こうした笑いは周りを温かくする。
意識しなくても笑いが取れる。こんな素敵な才能はない。
その才能に気づいていないのは多分、彼女だけかもしれない(笑)