あなたは仕事がなくなったときの自分が想像できますか

今日は変なことを書く。
いい夫婦の日(11月22日)の翌々日にこんなことを書いていいのか、甚だ疑問だが、これはいい夫婦になるための私からのメッセージだと思って欲しい。



実はこの歳で、退職後の自分を想像して、今からその準備をはじめている。
太極拳を習っているのは、健康でいられると同時に、少しは家計の足しにしたいと思っているからであり、ジムに通って足腰を鍛えているのは、歳をとっても歩けなくなりたくないためである。
なぜ、こんなことを書くのかというと、私の年代の男性の多くは、仕事にのめりこみ、休日や深夜関係なく働いている人が多いからだ。
それはそれでいい。一生懸命働くことはいいことだ。
だが、仕事で実績をあげ、地位の高かった人ほど、退職後、その仕事がなくなると何をしていいかわからくなる。
応援ありがとう♪〜一歩前へ♪さくちゃんの甲信越人気blogランキング
自分には能力があると思っていても、仕事以外ではそれを発揮する場がないからだ。
やることがないといって、1日中妻と一緒にいると、かなりウザがられる。
旦那の側からすると普段一緒にいてやれなかったから、妻が喜ぶだろうと思うかもしれないが、それは大きな勘違いだ。
旦那が1日中そばにいるのは、迷惑以外の何者でもない。
何を隠そう、休職時代の私がそうだった(汗)。
前にも書いたが女性は見えない点数制の評価を持っており、不満をもっても、その場では何も言わない。
その不満が鬱積するとそれがいきなり爆発するから、男性には何のことだかわからない。
熟年離婚が目立つ背景には長年鬱積された女性の見えない評価制度があると私は思っている。
旦那の側からすると、今まで家族のために汗水流して働いたのにどういうことだ!と思うかもしれないが、それは列記とした事実である。
だから、仕事という自分の中の柱がなくなっても、困らないよう今のうちから趣味の範囲を広げようと思って、いろんなことに挑戦している。
歳をとっても趣味が広い洒落たお爺さんになりたい(笑)
だから、仕事に打ち込むサラリーマンたちに敢えていいたい。
そのエネルギーのほんの一部でもいい。奥さんや家庭、そして自分の趣味にその力を振り注いでみてほしい。きっと違った自分も発見できる。


会社勤めが終わってからも人生は長い。
仕事以外にも、今しか出来ないことはないか。もう一度自分の心に聞いて欲しい。

あとじゃできないだよなあ
いまのことはいましかできぬ 相田みつを