さくらももこさんのさくら日和

たまには何も考えずに本を読みたい。
そう思って手にした本がこのさくらももこさんの「さくら日和」である。
予想通り何も考えずに読めた(汗)


角切りステーキを角刈りステーキと言ってしまう父ヒロシの話や。息子より金魚すくいに熱中してしまう母のエピソードには笑えた。
彼女の健康の研究はためになったし、息子が母をさくらももこではないかという疑惑を晴らすため、ドラえもんのキャラクターを書く練習をするところなどほのぼのとしてよかった。
何となくさくらももこさんの雰囲気が友人のkちゃんに似ていることから親しみももてた。
でも、最初の新福さんのエピソード。企画自体はやったら面白いと思うが、それに50万円もかける彼女の金銭感覚がわからない。
たぶん面白いことを常に考えようとしている彼女の正直な気持ちかもしれないが、売れっ子漫画家の超無駄遣い、わがままにも見えた。
一番はそれで新福さんが本当に喜んだのだろうかという大きな疑問が残った。
ただ、さくらプロダクションが非常に仲の良い会社で、さくら家の人々は相変わらずほのぼのとしているということはよくわかった。
このエッセイからちびまるこちゃんの原点を垣間見ることは出来る。
ほんと、何も考えたくないけれど本は読みたい人にお薦めの本である。ちょっと金銭感覚には嫉妬するが、安心して読める♪

応援ありがとう♪〜一歩前へ♪さくちゃんの甲信越人気blogランキング