感情力―自分をコントロールできる人できない人

面白い本を見つけた。読書週間3冊目の紹介はこの本
フランソワ ルロール, クリストフ アンドレの「感情力―自分をコントロールできる人できない人」である。
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人は怒りの感情にとらわれると、相手が故意にやっていると実際以上に思い込む傾向がある。
「怒り」とつきあう時にあまりしてはいけないこと。
「怒りを爆発させる」ことと、「怒りを抑える」こと。
まさにその通りだ。
この本は「怒り」「羨望」「喜び」「悲しみ」「羞恥」「嫉妬」「恐怖」「恋愛」と人間が持つ感情のメカニズムを、実例をまじえながら解説している。
少し学術的で重たい面もあるが、ひとつひとつの「感情」を、心理学者的に、しかも体系的にまとめてある点では面白い。
私はこうした本はあまり読んだことがない。
怒りでも悲しみでも嫉妬でも喜びでも、自分がどんな感情を抱いているかに気づき、またそのことを率直に認める能力。それが「感情力」だそうだ。
自分の感情について理解し、本当は自分が何を感じているかを掴めると、自分というものが見えてきて、対人関係を含め、適切に対応できる力がついてくる。


普段短気な人、感情の浮き沈みが激しい人、自分がわからなくなり悩んでいる人、そういうに人にこの本は読んでもらいたい。