シュガー＆スパイス（風味絶佳）の感想

監督：中江功
原作：山田詠美 「風味絶佳」
出演：柳楽優弥、沢尻エリカ、夏木マリ、チェン・ボーリン、大泉洋、濱田岳、木村了、岩佐真悠子、高岡蒼甫、奥貫薫、佐藤二朗、板倉俊之
劇場：長野グランドシネマズ
ホームページ：http://sugarandspice.jp/
あなたはこの黄色い箱を覚えているだろうか。
滋養豊富♪風味絶佳。映画「シュガー＆スパイス」
この箱とこの言葉がこの作品のキーとなっている。「冷静と情熱の間」のスタッフが送る珠玉のラブストーリー。柳楽優弥さんと沢尻エリカさんのシュガー＆スパイスを見た。
一歩前へ♪〜応援ありがとう♪さくちゃんの人気blogランキング
一番印象に残ったのは主人公志郎（柳楽優弥）の祖母「グランマ」。いきなり現れた「湯婆婆」の衝撃に、私はその場で映画館の椅子から転げ落ちそうになった。
あの年齢であの演技、夏木マリさんは凄い。
彼女の前では沢尻エリカさんも脱帽である。
物語のグランマは７０歳にして真っ赤なオープンカーを乗り回し、若いツバメ（チェン・ボーリン）をはべらしている。
私にもこんなおばあちゃんがいたら楽しいだろう。
私も５０歳になったらスポーツカーに乗ろうと心に決めているので相通ずるものを感じた。

そして志郎の乃里子の恋物語。
恋を知らなかった志郎が乃里子と出会うことで少しずつ変わっていく。「優しいだけじゃだめなんだ」・・・・、遠い昔の自分を見ているようで結構笑えた。
作品の中で沢尻エリカさんは可愛かったし、柳楽優弥君の演技もよかった。

沢尻さんの役は普通の女優さんがやると、結局、乃里子は意思の弱い女の子に見えるところが凛と見える所が良かった。
大泉洋さんと佐藤二郎さんのコネタが作品に笑いも吹き込んでいる。
若いカップルで見るにはとてもいい作品だと思う。私は一人だったが（汗）
「私あなたのことすきよ。何か問題ある？」
こんな言葉を聞いてみたくなる作品である。