中年よ、大志を抱け♪

朝起きると妻が突然「私、この歳で結婚するなら、絶対、年下がいい♪」と私を見下ろしていった。
ガ〜ン、我家は離婚の危機なのか！？
「くたびれたおっさんより、絶対若い子がいいもん。」
そういい残して去っていた。
女性は歳を重ねると、無邪気で、そして残酷になる。
妻は音楽や芸能など生活の身の回りにあるものから、すぐ新しいモノを取り入れ、気分転換ができる。彼女のこの柔軟発想を時折羨ましく思う。こうした変化にすぐ対応できるのは女性ならではないだろうか。

かたや、男性。基本的に考え方が固い。そして、私のような中年！？サラリーマンは仕事漬けの人が多くだいたいが疲れている。
一歩前へ♪〜応援ありがとう♪さくちゃんの人気blogランキング
年齢とともに会社での責任はどんどん重くなっていくが、必ずしも給与とは比例しないのが中年サラリーマンの悲哀だ（汗）。それでも一生懸命働く。未だに日本ではそうしたサラリーマンが多い。
一般的に男性は女性より論理的に物事を考えるのは得意だが、柔軟性に乏しい。バーバラ夫妻は脳の構造から心理学上そのことを証明している。
だから会社という枠にはめられると、そのことに疑問を持たず、ひたすら働くという人が多いのではなかろうか。
ここで言いたいのは一生懸命働くのが悪いといっているのではない。家族を養うために一生懸命働くのは男として当然のことである。
だが、ふと立ち止まったとき、会社以外何も残らない人にはなってほしくないと思ってこの記事を書いている。
なんせ、私がそうであったから・・・
札幌農学校の先生だったクラーク博士は「Boys be ambitious」という言葉で有名だが、実はBOYS は少年ではなく、青年を意味する。
そして、大志を抱くのは、お金に対してでも、自分の利益に対してでもなく、また世間が名声と呼ぶあのむなしいものでもない。「人間が人間として備えていなければならぬ、あらゆることをなし遂げるため」に大志を抱け！といっている。
織田信長が「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。」といったように、人生なんて気がつけばあっという間だ。
自分にとって悔いがないように
「中年よ、大志を抱け」今日はかわって私からのメッセージである（笑）

自己イメージは、変えられるのだ、このことを忘れないでほしい。
そして人間が自身の自己イメージを変え、新しい人生をスタートさせるために若過ぎるとか年を取り過ぎているなどということはない
マクスウェル・マルツ（心理学・医学博士）