男としての「強さ」を身につける本

男としての魅力を磨きたい。
あなたはそう思ったことがないだろうか?
そろそろ私も男としての内面からの魅力がにじみ出てきていいトシだ。(まだ出ていないが(汗)そんなことを思って読んだ本
男の原点は「タフな精神力にある」と筆者は言う。
筆者「今泉正顕」さんは福島中央テレビ創立者の一人で、「40歳を過ぎたら好きなことをやれ」など著者としても有名だ。
その彼が、本書では、故事名言を引用しながら、現代の男に対するメッセージを贈っている・例えば、
第3章『失敗に負けない男になる』では、「失敗しない者は、常に何もしない」とフェルブスの言葉を引用し、「無難と言う名のミス、敵は自分の中に潜んでいる」といいきっている。ギクっとする言葉だ。
また、第4章『強い敵と戦え』では、勝つ続けるためには「勝負は六、七分の勝ちを十分となす」と徳川家康の言葉を引用しながら、決して逃げるな。カチ、マケは別だ男たちに檄を飛ばしている
このように、真面目なことばかり書いているかと思えば、第6章「女にモテる男になれ」では「女」が読めない男に楽しい人生はやってこないとユニークな視点でご自身の逸話が紹介されている。
女性に人望がない人はこれからのリーダーにはなれない。本当にそうだ。

人生を生きることは難しい。
自分の思い通りにいくとは限らない。
屏風を見るとわかるが、時には曲がることも覚えないと・・・・

こうした言葉からは彼の人生経験の広さが浮かんでくる。
「男は男らしく」「女は女らしく」一見、古風な考え方のようにも思えるが、この本には藤原正彦さんの「国家の品格」に通じる『粋な思想』がこめられている。
私も男を磨かなければ・・・そう思わせる1冊であった。
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