徳島県 踊る阿呆に見る阿呆 後編

踊る阿呆に見る阿呆♪ 同じ阿呆なら踊りゃな損損〜♪
徳島が生んだ日本を代表するサルサ阿波踊り
盆踊りの原形となった400年の歴史を持つ徳島の伝統芸能でもある。
7・7・7・5調のはやし唄をバックにさらしを腹に巻いて、浴衣か法被を着て、裾をからげて腰帯につまみこみ、手を高くくねくね枉げながら踊っていく。
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この踊り、我を忘れて踊れればかなり楽しい。
その徳島県、こんなことを言うと徳島の人に怒られるかもしれないが、阿波踊りと鳴門の渦潮以外、あまり目立ったものはない。私は淡路島ですだち君グッズというものを買った記憶があるが使い道がなく弱っている(汗)
本州と淡路島、四国を結ぶ明石海峡大橋、鳴門大橋が開通して以来、ますます関西圏という色彩がこくなった。
この徳島県人の気質は一口で言うと「ヘラコイ」であると聞く。
金銭感覚も非常にしっかりしており、本は立ち読みが基本で、貯金をしていないと不安、お金を使うのが不安。だからクレジットカードは持たないという。
徳島県人にとってケチとは良い事だそうだ。
家電製品に付いている値段はあくまで目安、そこから値切った値段が買値だと思っているそうだから徳島で商売するにはかなり覚悟しなければいけない。
この商売を生き抜けるだけあって、徳島企業は四国の中では一太郎ジャストシステムをはじめ、大塚製薬日亜化学工業など全国でも名高い企業が生まれている。
また、地元志向が強く地元の新聞「とくしん」の購読率が87%というのは恐ろしい数字だ。信州の「しんまい(信濃毎日新聞)」でさえ、63%しかないのだからすごい。
民話「阿波狸合戦」の舞台であり、「阿波狸(たぬき)合戦」や「阿波の踊子」「虹をつかむ男」など数々の映画作品も生まれている。松平健さんの「バルトの楽園」にも出てきた。
香川人に「車にガソリンをはめといて」といわれても、本当にはめないから安心してほしい。入れるという意味の香川弁である。四国の中で浮いているという噂もあるが、彼らは自分達はどちらかといえば関西に属していると思っているそうだ。だから、彼らが今一番恐れていることは地デジ化で大阪の番組が見られなくなるのではということらしい。徳島には民放がひとつしかない。
四国の他県民から抜け目なくてずる賢いと呼ばれる徳島人。
でも表面的にはとても柔和な人たちである。
通塾率が高く、子供の頃から競争、競争で育った彼らはきっとストレスがたまっているに違いない。だからあの熱狂的なアワダンスが生まれたのだ。
負けず嫌いの徳島人、人生そんなに競ってどこへいく。

徳島県出身の有名人
大塩平八郎瀬戸内寂聴三木武夫蔦文也(池田高校野球部元監督)、竹宮惠子柴門ふみ山上たつひこ鎌田敏夫大杉漣哀川翔大塚ちひろ福井敏雄松本竜介アンジェラ・アキディック・ミネ坂東英二上田利治川上憲伸里崎智也、尾崎3兄弟(尾崎将司尾崎健夫尾崎直道)、柴田亜衣弘山晴美川島郭志