彼の名は精霊飛蝗

昨日から自転車通勤に戻った。
梅雨が明けたのと、足のつけ根の痛みが少し消えたからだ。
先日の再再検査ではそけいヘルニアの疑いは晴れ、相変わらず原因不明だそうだが、とりあえず保護観察処分の身となった（笑）。
晴れやかな青空を、風を切りながら自転車でこぎ進むのは気持ちがいい。
その前輪のスポークにしがみついている緑色の物体を見つけた。
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家の近くではカマキリがよく出没するので、最初カマキリかと思ったが、体と翅が一直線で棒のような緑色の物体は、ショウリョウバッタと思われる。
イネなど生える湿った草地に生息し、「キチキチ」と音をたてながら飛ぶので「キチキチバッタ」とか、その独特の動きが米をつく動作に似ていることから「コメツキバッタ」とも言われる。
彼のその痩せこけたウルトラマンのような間抜け顔（ずら）を覗き込むとなぜか可笑しくなる。軽く会釈して、田んぼに戻してやり、再び自転車をこぐ。
朝といえども夏の陽射しは厳しく、私のシャツを突き抜け、体の中まで突き刺さってくるようだ。何分かこぐと体から自然と汗が流れ落ちる。
松下幸之助さんはある社長さんが「智恵のあるものは智恵を出せ。ないものは汗を出せ。それが出来ない者は去れ」といった言葉に対し
「あかんな。本当はまず汗を出せ。汗の中から智恵を出せ。それが出来ない者は去れや」と言ったそうだ。
一行に進まぬプロジェクトに郷を煮やしたリーダーたちは、今日から泊り込みで合宿をやることになっている。
松下先生、まず汗は流しましたよ（←意味が違うやろ）

追伸

ということで、ほんの少しの間、ブログは更新できません。ご了承ください。