夏の花ユリ

昨日、関東甲信越地方に一斉に梅雨明け宣言がだされた。
輝かしい太陽の下、空を見上げると夏らしい入道雲が私を迎えてくれる。
「こんにちは。暑いですね。」
まるで入道雲が、そう私に話しかけているようだ。
そんな中、我家のベランダにきれいな百合が咲いた。
白い百合の花言葉「純潔」。だから結婚式の会場や、花嫁が持つ花束として好まれる。
ユーカサス地方の伝説に、愛し合う二人の男女が親の反対で引き裂かれ、男は親の決めた女と婚約する。その苦しみに絶えられず、乙女は、ユリに姿になっってしまった。悲しみにくれた青年は、愛する女性に水をいつでもあげられるように神に頼んで雨雲にしてもらった。
そんな伝説がある。
暑苦しくなった夏の日に、百合を見守る青年に、昨日私は出会えた。
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追伸　ユリの名前はカサブランカ

今日は医者があったため、会社を早退した。
ご心配頂いたそけいヘルニアの疑いは晴れた。結局原因はわからなかったが、少し痛みが引いたため医師の判断により保護観察処分（経過を見るともいう）となった。ご心配くださった皆様ありがとう。
早く帰ったついでにid:yatsugatakeさまからご質問頂いた今日の写真の百合の種類を妻に聞いてみた。
この百合は友人からもらった佐渡産の「カサブランカ」だそうだ。雪深い飯山の冬にも枯れなかった闘魂ある百合らしい。大輪の花びらは２０ｃｍにもおよぶ。
その百合の花が好きだった本田美奈子さんの今日は誕生日だ。生きていれば３９歳になったはずだ。
天使になった歌姫。彼女の最期の曲「Time To Say Goodbye」は本当に魂のこもった曲だった。
彼女のご冥福を陰ながら祈りたい。

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