月曜日の出来事

雨がしとしと降っている月曜の昼下がり、プロジェクト会議は淡々と進んでいく。
今日のテーマは合併に伴うシステムの統廃合。
5社からメンバーが集まりシステムをどうするか話し合われている。総勢24名の会議は月曜の朝から議論は活発だ。書いているのは水曜だが(汗)もう当に昼の時間は過ぎていた。
つくづく長野県人は議論好きだなぁと思う。
たが、発言の中身をよ〜く聞いてみると、みんな自分のところのシステムは変えたくないといっている感じだ。責任の所在をなすりつけあっているようで嫌な感じだ。
私はその中、ずっと黙っていた。
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本当は立ち上がって「みなさん、もう少し和やかに話し合いましょう」と言いたかったのだが、とても言える雰囲気になかった。
そういう私も昔だったら、先頭を切って発言していたかもしれない。しかし、今は外様である私があまり公然と発言できない立場にいることはわかっている。
第一この場で管理職でないのは私とAさんしかいない。
しかし、よーく、周りをみてみると、熱がこもって発言している人は参加者の1/3程度で、その他は私のように黙っているか、時折一言二言発言する人しかない。
なかには聞いているのか聞いていないのかわからない人もいる。
グループ横断プロジェクトというのは、名目はかっこいいが、実際は各社の利害関係が複雑に絡み合うので前に進ますのはなかなか難しい。
少し自分の所は犠牲になったとしも、グループ全体として事業を発展していこう。共に歩もう、そうした気持ちが大切だと思うのだが、そんなことを言うと、では、あなたのところで全部やってくださいとなってしまうから迂闊な発言ができない。
過去にそれで苦汁を飲まされたことがある。
結局、企業の中では、正直者が損をするではないが、「いい人」だけではやっていけない。
昔は怖いモノ知らずで、正論で真っ向勝負、自分が会社の看板を背負ってたっているような気になっていたが、勘違いも甚だしい。
サプリの伊東美咲さんの言葉ではないが、まっすぐな人は知らないうちに周りをはじくから孤独になりやすい。
時に正論は人を傷つけ、反感を買うこともあるから注意しなければならない。
しかし、お腹が減ってきた。「いくらがんばっても給料一緒じゃないですか。」亀梨和也君の言葉が聞こえてくる。
そして、唯一私が発っした言葉は
「お昼にしましょう。」・・・・・・ただ、それだけだった(汗)