今の自分に挫折感や悩みを持っている人にお薦めの本

この本の著者内海実さんは自動車業界で20年間、直納部長や販売会社社長としてたくさんの人と出会いたくさんの経験をされてきた方だそうだ。それだけに人生の処世術、特に人間関係の処し方、部下や子供の叱り方について具体的事例をまじえ提言されている。
各項の最後に「きちんと生きている人」と「イマイチな人」にわけて要点をまとめているが、結構、心にずしりと響く内容だ。
全て紹介しきれないが、少しだけ紹介すると

  • イマイチの人は人間関係が一番のストレスになるが、きちんと生きている人は、人間には個性があることを知っているので、人を変えようとか、自分が変わろうとかで思い悩むことはなく、自然体で生きられる。

  • イマイチな人はストレスの原因を避けようとするが、きちんと生きている人は「命までは取れらまい」と気軽に考え、対処するので、乗り越えられし、成長する。
  • イマイチの人は負けるのが嫌いで苦境に陥ってメゲるが、きちんと生きている人は負けを認められるので、メゲないし、転んでもただで起きないガッツがある。

  • イマイチの人はツライときそのまま辛い顔するのでますます辛くなるが、きちんと生きている人は苦しいときでも笑顔でいるので次第に心が軽くなり、周囲も応援してくれるので人生が好転する。
  • イマイチの人は「自分の力を過信している」から失敗に挫折するが、きちんと生きている人は「自分の力を信じている」から失敗も乗り越えられる。

なんだ、そう言われると私は全てイマイチな人だ。
少し耳が痛い部分もあるが、こうした言葉を自分の励みし、愚直でもいいから真摯に生きたていきたいものだ。そういうことを教えてくれる素敵な本である。
失敗したり、挫折して悩んでいる人にはお薦めの本である。
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