一生勉強 一生青春

人生に無駄なことなんか、ひとつもない。
生きるってことは、いろいろ経験すること。
その時は、自分とはまったく関係のないことのようでも、
その経験が大切に思える時がきっとくる。

この言葉は難聴という障害を克服して、1999年8月に発売されたファーストCD『奇蹟のカンパネラ』が90万枚というクラシック界異例の大ヒットさせたピアニスト、フジ子・ヘミングさんの言葉である(酔いどれさんの今日の言葉より)。
彼女のすごいところは、ピアニストとしては致命的な聴力を失い、一旦は全ての音楽界から忘れられようとしたにもかかわらず、諦めなかったということである。
この執念ともいえる強い気持ちが彼女を成功へと導いたのである。
「人生をもう一度取り戻したい!私にはピアノしかないから」
彼女のこの言葉がピアノに対する強く、そして熱い情熱を語っている。
私も一昨年病気になって立つ事さえもままならなくなったとき、悩み、苦しみ、悲しみ、そしてときに自暴自棄になったこともあったけれど、そのおかげで普通に日常を暮らせるありがたを教えてもらったと思っている。
病気とはたぶん一生付き合わなければいけないと思うけれども、親から貰ったこの体には感謝している。
私はフジ子・ヘミングさんのように、まだ自分にはこれだというものはないけれど、そういうことが必要なんだと教えてくれた病気には感謝している。
人間は死ぬまで心は成長するという。
「一生勉強、一生青春」相田みつを先生が書に書いたように、いつまでも学ぶ心と青春を楽しむ心を持っていたいと思う。

あのときの あの苦しみも あのときの あの悲しみも みんな
肥料になったんだなぁ。じぶんが自分になるために。
相田みつを

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