{ドラマ]西遊記春休み突入ウッキー祭りの感想

「最近の高校生ってのはあれだな、まぶしい」
天竺への旅が終わって数年、金魚(須藤理彩)と暮らす沙悟浄内村光良)、自分の腹を痛めて生んだ子供八恵(深沢嵐)が大きくなった猪八戒(伊藤淳司)、なぜかチビカツケンと台湾にいる孫悟空香取慎吾)、それぞれが違う生活をしているが、まだ解き明かされていない赤い秘密の巻物の謎が残っていた。
物語は猪八戒の回想から始まる。やはり視聴率が良かったことでいい気になってフジテレビは総集編でまた視聴率を取ろうという魂胆か?。

「人間はひとつだけすげえもの持っているんだ。こころだ。信じるものを見つけたとき、大切なものを守ろうとするとき、心は固い岩になる」
牛魔王長江英和)と仁丹(角野卓造)シーン、私はまんまとフジテレビと坂元裕二の策略にはまって見入っている。
酒井若菜三浦理恵子金子さやか3姉妹と妖泉大王(及川光博)が出てきた。
「だまされても、男だったら好きな女の好きな男も守ってやれよ。好きな女がついた嘘も全部忘れて守ってやれよ。逃げるな!
また真剣に聞いてしまう自分がいや。
夢の国には獏念(石井愃一)がいた。ここで三蔵法師深津絵里)が亡き母(伊藤蘭)に会う。
「誰も悲しむ人はいないだろ。」「いや、いる明日だ。こんなところで旅をやめてしまったら本当のお母さんの思いはどうなるのだ。」
砂の国でついに武藤敬司が登場する。ここで沙悟浄は金魚に会う。凛々(水川あさみ)の話で金魚と沙悟浄が混世魔王(松重豊)に仕えていたことがわかる。
こどもの国では孫悟空がお父さんになる。紅蟻夫人(高橋ひとみ)とゆかいな仲間たちの戦いはちょっとだけCGがあって面白い。
森の国で出会った修周(成宮寛貴)はイケメンだった。そして愛する王女冥蘭(釈由美子)との出会いには悲しい結末が待っていた。
幽霊の国で蓮歌(手塚里美)に体をのっとられた孫悟空一人二役は楽しかった。黄泉の国(死の国)に行って大福(酒井敏也)の魂を救おうとする孫悟空
時の国の紅孩児石井正則)は変なやつだった。キトキトキト、時の反対を唱えるこの間抜けな妖怪をアリとキリギリスの石井君は好演していた。
キトキトキト、猪八戒と八恵が時のツボをふる。どこだここは!

花の国で震えるほど怖い混世魔王に立ち向かう沙悟浄、この回の内村光良はかっこよかった。そして、滅法国で凛々が羅刹女大地真央)の娘だったことがわかる。白い花嫁衣裳の凛々は綺麗だった。この白いドレスが赤く染まったときはどうなることかと思った。「残念だな。もうちょっとで悟空のお嫁さんだったのに」「凛々を返せ」怒りに震える悟空のこの場面は感動的だった。
そして天竺大来恩寺。迎えに来たのはスクールウォーズの熱血教師いや赤雲(山下真司)だった。そして旅の終わりに出会ったのが、釈迦(堺正章)だった。如意棒を操る堺さんはさすがミスターかくし芸だった。
慌てて出てくる老子大倉孝二)が面白い。
そして赤い秘密の巻物の紐がとかれた。そこにあったものは。
ここでCM。どんなオチが待っているのだろうか。ちょっと楽しみ。
西遊記映画化決定」
思い切り笑わせてくれて春休み特別編は終わった。この映画、映画好きの私はぶつぶつ言いながらも見に行ってしまうんだろうな。
それでは、また会う日まで。サイチェン。