卒業証書

雲しか見えなかったバスの窓から
今日は綺麗な北アルプスの山々が見える


それは美しく 忘れられない景色


あの日 僕はどこに行ったのだろう。
微かな記憶をたどり自分の来た道を振り返る
それはいつもの平凡な光景かもしれない
でも僕にとっては特別な景色
卒業証書をもらった日のことを思い出す


あの日僕は卒業証書を確かに受け渡された
明日という未来を信じときめいていたあの日
何かいいことないかとわくわくしていたあの日


でも、もうあの頃には戻れない
でもあの頃の感動はずっと持ち続けることはできる
心は毎日、生まれ変わる
また一からやり直せばいい
人生に卒業証書はない 毎日が特別な日になりますように

卒業式のシーズン、この時期は楽しかった学生時代が思い出され、少し感傷的な気分になる。出逢いと別れの季節。自分も学生時代の友人も精神的にはさほどあの頃と変わらない。変わったのは周りの環境だけ。だから心の若さだけは持っていたい。