翼の折れた天使たちの感想

「Yoshiの〜翼の折れた天使たち」を見た。
この番組は4夜連続で上戸彩堀北真希山田優上野樹里がさまざまな境遇にある女性をオムニバスで演じる。
原作は「Deep Love」のyosi氏がフジテレビのために書き下ろした意欲作。「もっと、生きたい・・・」「恋バナ」などのりに乗ってる彼がどんなドラマを書き下ろしたのが興味があるので見てみた。
第1回目はセレブに憧れた女性奈々子を上戸彩が大胆に演じている。
愛人(長井秀和)とのベッドシーンまであり彼女の新境地を開いた作品のようだ。
「お金で変えない幸せはあるのか。」
奈々子はこう自問自答する。
今日のさくちゃんは何位だ〜人気blogランキング
これまでの自分の過去を全部チャラにして、きらめく世界に憧れる奈々子。
もういいおじさんの私でさえ、今までの自分の過去を全部チャラにしてくれたらいいとと思うことがある。だから、彼女の気持ちはなんとなくわかる。
「お金があるってことはそれだけ将来の可能性があるってことなの。あなたも何かを得るために何かを犠牲にしたりするでしょ。」
あまりにも悲しいことをいうメグミ(坂野真弥)の母。
彼女も本当は幸せでない。結局、自分を偽って得たお金は自分の幸せにはなりえない。
「やっとわかった。本当に大切なもの。」
「誰かをこんなにもいとおしく思う気持ちは決して買うことはできない。」
最後の奈々子(上戸彩)のこの言葉と爽やかな笑顔が明日への希望を感じさせてくれる良いドラマであった。
人は目に映るわかりやすいものを信じてしまう。
最後のテロップは、「でも目に見えない根っこの部分が一等大事」、そんなメッセージが隠されたいた。