彩の国 埼玉 後編

(これまでのあらすじ)

埼玉県は晴天率が高く、雲ひとつない快晴の日が多いのも特徴である。
レジャー白書によればサイクリング人口は人口比でいえば全国№1だそうだ。
同書によれば埼玉県のレジャー先として人気の高いのは動物園(東武動物園があるからか?)、国内旅行、海外旅行であった。レジャー先としては県外に出たいというのが埼玉県人の本音なのだろう。
こんな埼玉県人と付き合うには難しいことはない。
彼(彼女)らは楽天家でのんびりしているので付き合いやすい。欲もさほどなく、自己満足もすぐしてしまうので友達にするには一番良い相手かもしれない。
ただし、埼玉という言葉に少し劣等感があるようなので気をつけなければいけない。
冗談でも「ださいたま」なんて言ってはいけない
埼玉県人は自県の良さを理解しているが他県にアピールしない。だから、逆にこちらから埼玉の良さをたくさんいってあげよう。
デパートは丸広や八木橋を使い、ご贈答には十萬国まんじゅうを買うのも良い。
中には埼玉都民というにせ埼玉人もいるので、そうした人には東京人と同じように接しよう。
女性は流行に敏感であるので、ファッションセンスを褒めるのも良い。
千葉県にはなぜかライバル心があるようなので「千葉からディズニーランドと成田空港をとったら印旛沼しか残りませんよ」という言葉はきくらしい(真性県民大図鑑)
同じさいたま市でも大宮と浦和は仲が悪いので、どちらか一方を褒めるようなことはやめておいた方が良い。
もともと、埼玉県人はマイペースであるが、素朴で根の良い人たちばかりである。
知り合えた機会に埼玉の良さを一緒に語ってみよう。
埼玉の小崎の沼に鴨ぞ羽きる己が尾にふり置ける霜を払ふとにあらし
古く万葉の世界から埼玉は存在した。埼玉は由緒正しい県である。
埼玉県の埼玉県人による埼玉県人のための政治
21世紀に彩の国として羽ばたこうとしている埼玉県のキーワードは自県民が自県に誇りを持つことではないだろうか。

埼玉の県花サクラソウ/県木:ケヤキ/県鳥:シラコバト/県蝶:ミドリシジミ/県魚:ムサシトミオ/県民歌:埼玉県歌
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