幸せの条件

sakurasaku20052006-02-16

雨が降っている。
窓辺から見る冬らしくない暖かいその雫は、辺りの景色を溶かし、鬱屈とした私の心のアラを洗い流してくれるかのように、静かに、そして優しくアスファルトに降り注ぐ。
2月16日木曜日。今日は記念すべき日。ブログをはじめて100日たった。
自分にできることは何かを暗中模索していた3ヶ月前ブログに出会った。
徒然草のように日々思ったことを綴っていくうちに自分の道が見つかればよいと思ってはじめたブログだ。残念ながらまだこれだという道は見えない。
最初は自然や野鳥を中心に書いていたのに、今はドラマや映画のことの方が多くなってしまった。我ながら一貫性のない内容だ。でも、その時、感じたことを正直に書いている。
大人になって実社会で生きていると思ったことを素直に言えないことが多い。
まあ、みんながみんな好き勝手なことをいっていたら会社であれ、家庭であれ、共同生活は営めない。
そんな中、文を書くことが良いストレス解消になっている。ブログをはじめてから妻とあまり喧嘩しなくなった。彼女の場合は、それを歌にしてストレス発散している。
歌であれ、文であれ、会話であれ、言葉を外に出すことで人はストレスをためないように出来ているのだと思う。
友人との酒の席が楽しいのは酔ってばかになって好き勝手なことがいえるからだ。
大切なのはその手段を自分で見つけておくということだ。
何でも10年続けていればそれなりに一人前になれるという。だから私の目標は10年ブログを書きつづけること。いきなり途方もない目標をたてるのが私らしくていい。
アメリカの小説家オグ・マンティーノは幸せの条件についてこんなことをいっている。

幸せとは香水のようなもの。
その香りを共有するためには
まずその数滴を自分に振り掛けなければいけない。
オグ・マンティー

みなさんは自分に香水ふりかけていますか。
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