アンフェア 第6話の感想

火曜の夜はアンフェアを見ている。

世の中にアンフェアなことなど何もない。
目には目を。復讐には復讐を
アンフェアには、アンフェアを

今日の声は志賀廣太郎さんであった。鶴さん*1の声はいつ聞いても優しい。
しかし、この番組見るたびに事件は複雑になりわからなくなってくる。
犯人は瀬崎(西島秀俊)とつながっている人間か、それとも警察関係者か。
家政婦の牧村(木村多江)が事件に絡んでいることだけはわかった。謎の共犯者に「もう少し手加減して縛りなさいよ」といったあの目、あの目は良かった。彼女はヒールな役がよく似合う。
「あたしたちが信じなくて誰が信じるの」
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美央ちゃん(向井地美音)に危機が迫る。
雪平(篠原涼子)と和夫(香川照之)の会話も切羽詰まる。

あなたには深く失望した。娘の身代金も集められないのか。世間の同情を集めよ。一緒にいる女家政婦の牧村(木村多江)の過去を暴き公表せよ。殺人を食い止めるためにはどんなアンフェアな手も使うのだろう。
犯人の要求にうろたえる雪平。
新たに広田裕二という人物が出てきた。
「絶対に広田の秘密を知られるな」
山路(寺島進)のこの言葉にニヤっと笑う小久保係長(阿部サダヲ)の顔は怖い。
そして、ついに政治家まで出てきた。一体犯人は誰なのか。
ここで事件を整理してみた。犯人は雪平本人に恨みがある人物。かつ、美央ちゃんは縛らないでいることから子供には恨みがない。
牧村と一緒のシーンで身長は牧村と同じかやや小さい。
以上の観点から推測すると雪平本人と安藤刑事(瑛太君)と安本刑事(志賀廣太郎)、三上検死官(加藤雅也)は犯人ではない。
夫の佐藤(香川照之)が一番動揺しているようだが、まだ怪しい。
当然、小久保係長(阿部サダヲ)も怪しい。
しかし、大抵の推理小説の場合意外な人物が犯人になる。
妻は同僚の蓮見(濱田マリ)が犯人だと推測している。なかなか鋭い。
無残に踏み荒らされた砂漠に、一陣の風が吹き抜け、目の前にまっすぐな道が表れるように犯人をあてることができるか。
株を買うことが何を意味するのか。事件はまた新たな展開に進む。

*1:福山雅治松嶋菜々子のテレビ局を舞台にしたドラマ「美女と野獣」で鶴の写真を撮るのが好きなカメラマンで出ていたことからそう呼ぶ