アンフェアの感想

新聞社や警察に送られた小説のとおりに人が殺されていく。
犯人の本当の目的は何なのか。
アンフェアなのは誰だ。
私はあえて原作を読んでいないのだが、秦建日子さんの脚本らしく展開がめまぐるしく変わっていく。今回のストーリーもテンポ良く進み、次なる殺人事件が生まれる。
しかーし、少し嫌な予感がしたとはいえ2話で小林麻央さんが殺されてしまった。
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たとえ台詞が棒読みで、大根役者といわれても、楽しみにしていたのに。
たとえ鼻声で、台詞がよく聞き取れなくても、癒されていたのに。
せっかくカレンダーまで買ったのに(関係ないですね(^_^メ))
事件はTH(平井唯人)を中心に進んでいく。
ちなみにやっと役者の名前がわかった。彼の名は眞島秀和さん。
どこかで見た顔だと思っていたが、私の好きな浜田省吾さんの曲を映画化した「TWOLOVE〜二つの愛の物語〜」に出演していた。
また、最近では映画「輪廻」に出ている。
「この字、この文体に記憶がある。」
最低限のルールはある、クライマックスで犯人は嘘付かない、探偵に頼らなくても、読者が辿りつける手がかりを用意しておく。
「これだ。」
瀬崎(西島秀俊)が資料室で雪平(篠原涼子)に見せる場面。
話の流れからして犯人はTH(眞島秀和)のように思わせているが、秦さんがそんな簡単なストーリーを書くわけがない。
私は密かに瀬崎(西島秀俊)が犯人だと睨んでいる。
力の弱いものが消しさられる。
幼馴染の理恵子(小林麻央)が殺され、次なるターゲットが娘の美央ではないかと危惧している。まさか子供までと思うけれど秦さんの脚本はわからない。
それにしても大手新聞社デスクの佐藤(香川照之)と雪平(篠原涼子)が元夫婦ということに2話ではじめて気づいた。私は少し鈍い。
松本理恵子(小林麻央)も雪平のことを「雪姉」と呼んでいたので、てっきり義理の妹かと思っていた。幼馴染という設定に2話になって気づいた次第である(^_^メ)
「だれなんだ」
山路管理官(寺島進)が雪平(篠原涼子)からの連絡に叫ぶ。
寺島進さんについて、私は本当は交渉人真下正義の木島警視のようなバカヤローな演技が好きであるが、渋い真面目な役も結構いける。
阿部サダヲさんと濱田マリさん、揃って真面目な役を演じているのは結構笑える。
それにしても主要キャスト?が次々にいなくなる展開。
天体観測のオダギリジョーさんやドラゴン桜長澤まさみさんのように、1回、話から抜けてもまた戻ってくるようなことはないだろうか。
でも殺されてしまっては無理だろう。次回、犯人がわかることを期待したい。