大雪から地球温暖化を考える

今日の長野は雪が止まない。12月にこんなに降るのは珍しい。
去年の冬は飯山の豪雪を経験しただけあって、この程度の雪ではさほど驚かない。
ここ数年、新潟や福井の集中豪雨など雨が少ないのに局地的に大雨が降るなどの異常気象が多い。これも地球温暖化の影響なのだろうか。
スマトラ沖大地震による津波災害やアメリカ中西部地方を襲った大型ハリケーン「カトリーヌ」「リタ」など世界的にみても今年は自然災害が多かった。
そこで自然災害と地球温暖化について調べてみた。
地球温暖化とは簡単に言うと地球の表面温度が上昇して気候が変わってしまう現象をいう。二酸化炭素が地上から放射する赤外線をためこんで、熱を逃がさず地球全体を温室のようにしてしまうのが原因だ。
自然界の二酸化炭素は本来、動物が呼吸で出す量と植物が光合成で吸収する量でちょうどよいバランスが取れていた。
それが産業革命以降の文明の発達により、石油や石炭の消費や火力発電などの消費、自動車や工場などの排出ガスによって二酸化炭素の量は増えつづけ、日本では30年前の3倍以上、100年前と比べると実に12倍も増えている。
また、人口の増加による土地の開拓、森林の伐採によって二酸化炭素を吸収する植物の量も減ってきている。
この結果、地球の気温はどんどん上がり2100年には今より平均気温は2℃上がるといわれている。
では地球が温暖化するとどうなるのだろうか
地球の温度が上がると、北極の氷が溶け出すなど海面が上昇し、海面の低いところは水没したり、洪水や高潮の被害に遭いやすくなる。
気温が上がると空気が大量の水蒸気を含むようになり雨が降る時には大量に、また気温が高いので乾燥も速くなり、洪水と渇水など極端な現象が起こりやすくなる。
だから局地的な豪雨や洪水といった自然災害がおきてくる。
また、気候変化は動植物の生態系を変え、生育が妨げられ絶滅する品種や旱魃による食料危機の問題も出てくる。
人間にとってもマラリア、黄熱病などの伝染病が拡大したり、熱射病で死ぬ老人の数が増えたりする悪影響が出てくる。
地球温暖化といわれてもぴんとこなかったが、そう考えるととても怖い深刻な問題なのである。
二酸化炭素の削減は地球規模で今課題となっているが、私のような1庶民にはテーマが大きすぎる。では、自分にも出来ることはないのだろうか。
私が気をつけているのをあげてみた。
こまめに節電する。
⇒こまめに部屋の電気を消したり、テレビを見る時間を以前より1時間減らした。
不要な車のアイドリングはしない。
⇒ストップアイドリング宣言をした。ガソリン代も助かる。
なるべく車を使わずバスや電車など公共の交通機関を使う。
⇒自転車通勤(今バス通勤)にした。これは健康にもとても良い。
節水する。
⇒ジムに行った日は大衆浴場で済ましたり、風呂のお湯を少なめにした。水道代も助かる。
光熱費の節約
⇒お風呂の温度を2℃下げた。この方が血液の循環も良くなり健康に良い。
身の周りに緑を育てる
⇒観葉植物を買った。妻に内緒で増やそうと思っている(・・;)
こう考えてみると自分にできることはたくさんある。
環境に優しいことは家計にも優しい。
皆さんも是非思い立って身のまわりのことから始めてみませんか。
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