城山公園探鳥会

sakurasaku20052005-11-27

その実はほんのり甘い小豆のような味がした。
今日は日本野鳥の会支部の探鳥会に来ている。
会員のひとりがケヤキの実を食べさせてくれた。
長野県信濃美術館から萬佳亭を抜け、長野市を一望できる高台につくとケヤキの木をはじめ、桜、楓、ブナ等いろんな木が植わっている。
鳥たちはどこに行ったのだろう。
探鳥会の人も驚くほど今日は黙認できる鳥たちが少ない。
今年の冬の訪れは遅く、城山の楓は真っ赤に染まり、空を赤く覆いつくしてしまいそうくらい葉は枝にしっかりとまっている。
キィーウィー、キィーウィー。
以前わからなかったこの甲高い鳴き声はひよどりということがわかった。

ヒヨドリ スズメ目ヒヨドリ科 体は灰褐色、頬は橙、胸に斑点がある。
     日本各地に生息。夏は昆虫が主食、冬は果実や種
     ピーヨと騒がしく鳴き、飛びながらピーヨキュルルと鳴く。

土鳩、雀、ハシブトガラスカワラヒワ。見慣れた鳥が多い。
ヨーロッパや中国で飼われていたカワラバトが野生化した鳩を土鳩といい、クゥクゥという鳴き声から「九」と「鳥」で鳩となり、昔は「八幡鳩」とか「塔の鳩」と呼ばれ、それが「堂鳩」になり最後に土鳩になったと親切な野鳥の会の人が教えてくれた。
高台から斉藤史さんの歌碑がある神社を抜け、清泉女学院高等学校を通って堀切沢に抜ける。ここでノスリを発見した。
悠然と空高く舞う姿は優雅だ。

ノスリ タカ目タカ科 全体的に褐色。お腹はクリーム色。
    翼の下部と腹の下部に黒味かかった部分がある。
    平地から亜高山の林に生息。小哺乳類、蛙等を食べる。
    クーエーと鳴く。

最後にイカルに会うことができた。
望遠レンズで見せてもらうととても太い黄色い嘴と光沢のある青黒色の尾先がとてもキレイだ。レンズの中で今でも私に話しかけてきそうなほど、彼の目は澄んでいる。
はじめて探鳥会に参加したが、少年時代の好奇心が私の中に戻ってきた充実感があった。この野鳥の会は一般でも会費200円で参加できる。
毎週日曜日に開催されているので興味のある方はどうぞ(^○^)
http://www.valley.ne.jp/~goshawk/wbsj/WBSJ.html