ぶらぶら昼休み

昼休みぶらぶらと外に出た。
空には雲ひとつない良い天気。
街並の向こうには須坂の山々が見える。
北石堂町から中央通に出て、かるかや山西光寺で一息。
歩道には綺麗な赤い花が咲いている。
ベゴニアに似ているけど何だろう。
ベゴニアの花言葉は幸福な日々
私にぴったりだ。
1日中こんな風ぶらぶらしていたら幸せだな。
私は生来怠け者にできているようだ。
その花の名はしばし考えたけれどわからず、またぷらぷらと昭和通りまで歩く。
花といえば我家にはサンタンカの花が今でも咲いている。
橙赤色の小さな花がいくつも集まって半球上に咲く姿は愛らしい。
手入れはもっぱら妻がやってくれているのだが、私はその花びらをちょんとなでるのが好きである。今度はベゴニアでも買ってみようか。
それとも私の誕生花である沈丁花を育てようか。
沈丁花は白い綺麗な花を咲かせ、強い香りがする。
春の沈丁花、秋の金木犀といわれるくらいだ。
私の場合、思っていることは実行に移してしまうところが怖い。
医者は病気といい、妻は半ば諦めていることと思う。
そんなことを楽しんでいたら昼休みが終わってしまった。
仕事しなくちゃ!