不安になったら読んでほしい絵本

メールをもらった。
「宮城県にお住まいの20代の知人女性への絵本を探しています。不安をかかえている方に、『大丈夫だよ』というメッセージを送りたく、 良い絵本があれば、教えてください。」そして、僕が浮かんだ絵本はコレ！

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

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レオ・レオニの名作。小さな、小さな、おさかなの物語。
一匹だけカラダの色が違うスイミー。群れに危険が訪れたとき、彼は考えた。うんと考えた。そしてスイミーがとった行動は・・・
何かをやろう、何かを変えよう。そう思ったとき、ひとは必ず「恐怖」と向き合う。怖いよね。いままでと違うことをやろうとするのは誰しも怖い。僕だって怖い。
そういうとき、僕は丸い円を書いて上側に不安、下側に希望と書いてみる。

感情はこの円のよう。不安は希望の裏返し。見方を変えて、くるっとまわせば不安はいつでも希望のタネになるんだ。
不安なときは、カラダの声に耳を澄まそう。怖いと心臓はドキドキするよね。だけど、恋をしたり、心からワクワクしても心臓はドキドキするよ。そう、カラダは知っている。本当の自分の気持ちを・・

絵本の最後の場面、スイミー顔をよくみてごらん。僕にはこう聞こえるよ。
「人生にはハッピーエンドしかない」今日も最後まで読んでくれてありがとう。

ほかにも絵本セラピストが選んだ本

はじめのちいさないっぽ （児童図書館・絵本の部屋） [ サイモン・ジェームズ ]

たいせつなこと (ほんやく絵本)

かぜは どこへいくの (世界の絵本)

あおい木