*さくちゃんの希望と癒しの絵本32

たっちゃんの記事を読んだら、はじめて絵本セラピーを学びにいった東京での出来事を思い出した。
今日は絵本と共にそのエピソードを紹介したい。(最近気になっている絵本)
「さくちゃん、私を信じて、これを飲んで。魔法のお水よ」


卒業検定のとき、僕は緊張で、ひざがガクガク震えていた。

きぼう―こころひらくとき

きぼう―こころひらくとき

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30分のワークショップをしなければいけなかったから。


だいたい僕は、ふだんシステムの仕事をしていて人前で話す機会はない。さらに、あがり性で、めちゃめちゃキンチョーする。
あのとき、この次自分の番と思ったら、顔面蒼白、心臓がばくばくして、誰がどこからみても「こりゃだめだろう」のだめ太郎だった。


見かねた同期のmasaeちゃんが、コップに一杯水を入れ、こういって僕に渡してくれた。
「これは魔法の水よ。飲んだら緊張が消える魔法がかかっているの」


あのとき、僕は魔法にかけられた。
深呼吸してその水を飲んだとき、こんな声が聞こえたんだ「だいじょうぶ、さくちゃん」
だめ太郎がさくたろうに戻った瞬間である。


あの卒業発表を僕は一生忘れないだろう。
あのとき、サポートしてくれたMASAEちゃんはいま、福島で被災者でありながら、自ら絵本やキャンドルを通して被災者を励まし、復興支援している。
彼女が作るインスピレーションキャンドルはほんと素敵だ。

6月11日 大人が絵本かい?イメージで感じる絵本の世界
申込はこちらからhttp://www.t-kasae.com/sakuchan/

僕は彼女の好きだったあの本をはじめに読もうと思っている。
もう一度原点に返るために。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。