信州のそば

sakurasaku20052010-07-25

たなぼた庵。僕の大好きなそばやさん。
中盛(*^_^*)これで600円(o^o^o)
さて、食を楽しんでくれたかな。ここから先は、また、時間のある人だけ読んでネ。(今日紹介はそばの絵本)

落語絵本 十二 ときそば

落語絵本 十二 ときそば

ワンクリック♪あなたも一歩前へさくちゃんの甲信越blogランキング

文章塾の課題原稿。
コメのおかげで気づいた。そもそも、子供のいない僕は、教育現場を知らないのに、テーマの設定が間違っていた(>_<)。
だからテーマは絵本にしよう。
『−絵本のチカラを考える‐いま、大人こそ絵本を読むべき』ネェ。僕らしいでしょ(笑
で、書けた文章はコレ。ほんと疲れた(>_<)
ごめんね。精魂つきた。しばらくコメ返遅れるよ。今日も最後まで読んでくれてありがとう。


 いま、大人の活字離れが進んでいる。総務省の統計では、過去20年間で読書する日数は年間120日から90日と30日も減少した。とくに50代の男性は半数以上が読書をしない。そんな中、私は、大人に絵本を読むことを提案したい。なぜ大人に絵本なのか。


 確かに、オトナにとって絵本は、成長期の子供に読み聞かせるものと考えている人が多い。しかし、人間はいくつになっても成長するものであり、むしろ、人生経験を多く積んだ大人こそ絵本から感じ取るものは多い。


 絵本の良さのひとつは、手軽に読めることがある。一般的に絵本は見開き32頁。文字数にして平均982文字。250頁ある小説が平均10万文字あることに比べると実に千分一。時間のない大人でも、その気になれば絵本はすぐ読める。


 もうひとつは、絵本は経験豊富な大人が読むと、豊かな気づきがあるからである。絵本に正解はない。絵本は、その少ない文字数が故に、ひとつの言葉から、いろんな感情が広がっていく。たとえば、マイケルローゼンの『悲しい本」。愛する人を失った男の物語。私は初めてその本を読んだ時、涙した。その中に、こんな言葉がある。


悲しみはどこにあるのか?
いたるところにある。
そいつはやってきて、きみをみつける


その詩的な文章と繊細なペンタッチの絵が私の心をゆすった。子供と違って大人は、日常生活で、悲しみや喜びをそのまま表現する機会が少ない。普段忘れている感情を取り戻すためにも、大人はもっと絵本を読んだ方がいい。


 以上のことから、私は、絵本こそ大人が読むべきと考ええる。今年6月、私は絵本セラピスト協会から絵本セラピストに認定された。絵本セラピストとは、大人のために絵本を読んで、それぞれが何かを感じてもらう講座を行う人をさす。私は、この活動を通して、大人たちに絵本の良さを伝えていきたい。