今日は時間のある人だけ読んでね

文章は型である。型に当てはめて考えれば、書くのは恐れるにたりない。
文章塾の先生、樋口裕一さんはこう言い切る。

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忙しい仕事の合間を縫って、僕は、課題論文を書いている。
第1回テーマは

近年、核家族化が進み、独身世帯が増えるなど、家族のあり方が多様化している。こうした現状について、あなたはどう考えるか

これについて、自分の考えを600字以内で提出する。
ポイントは型。起承転結と論理の矛盾性がないかが、問われる。


課題原稿ができた。(うん、その分、本田さんの原稿はこれからだ(――〆)
提出する前にブログにUPして感想を聞いてみたい・・・なんてムシのいいことを考えてしまった。勿論、スルーしてもらって構わない。
時間のある方は、読んで、感想聞かせてくれたら嬉しい(^−^)。今日も最後まで読んでくれてありがとう。





 平成21年の厚生労働白書では、平均世帯人員は2.56人。単独世帯の占める割合は、1980年に19.8%に対し、2005年、29.5%、2030年には37.4%を占めると予想されている。このように、近年、平均世帯人員は減少の一途をたどり、家族のあり方も多様化してきている。時代の変遷とともに、家族の多様化は歓迎すべきなのだろうか。
 確かに、個人の価値観にそって、自らのライフスタイルを楽しむことは素敵な生き方である。しかし、それがほんとうに幸せな生き方だろうか。私は家族の小世帯化には反対である。理由は3つある。
 ひとつはコミュニケーションスキル低下の問題。
 コミュニケーションスキルは多くの人と接することにより、磨かれる。対人関係の基盤である家族の小世帯化は、長い目でみて、対人関係能力を低下させると考えるからである。
 ふたつ目は少子化の問題。
 独身世帯が増えることは少子化に直結することは勿論だが、核家族化が進み、育児に夫婦以外の助けがなくなると、多くの女性が子育てを負担に感じる。厚生労働省の調査では、家事・育児に関わる平均時間は男性48分に対し、女性は7時間41分であった。その是非は別として、現状から考えると、おじいちゃん、おばあちゃんを含む親族の育児に果たす役割は大きいと考える。
 最後は家族の絆の問題。
 愛情、思いやり、幸せ。大切なものは目に見えない。家族の絆はかけがえのないものであり、そのためには、世代をつなぐ家族が、あるべき姿と考えるからである。
 以上3点から、私は家族の小世帯化には反対である。家族といえども、考え方や、価値観は違うから、時に衝突することもあるだろう。しかし、お互いに、その違いを認めながら、お互いが助け合う。それこそ家族のあり方であると私は考える。