なぜ技術屋は誤解されるのか
「自分の仕事を周りからわかってもらえない。」
「結果ばかり求められる」こんな経験したことない?
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先日「なんちゃってシステム屋」の話を書いたが、僕がなんちゃってシステム屋になったのにはわけがある。
「システムの人って何か難しい言葉で話すからわからないわ」「なんか変わっているよね。あの人たち」システム屋の周囲の目は大抵こうだった。*1
概して、技術屋は口下手だ。だから、誤解されやすい。
僕がコミュニケーションスキルを高めたいと思っているのは、技術屋の誤解を解きたいという想いと、口下手な技術屋に代わって、お客さまや経営層など技術畑以外の人をつなぐ架け橋になりたいと想いがある。
そういう僕も、周りから「変わっているね」・・といわれたりする・・滝汗
そんな思いでいたら、先日、面白い本を読んだ。
大学の理系教科書は1ページ25万円で売れる!? (リュウ・ブックスアステ新書 86)
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発想の視点がユニークでとても面白かった。
その中に、『なぜ文系は理系をうとましく思うのか』について7つの考察が書かれている。
とても面白く、全部紹介したいが、ネタバレになるので2つだけ。(あとは本を買いましょう。)
誤解3 KYだよ ⇒ 真実をいっただけ
誤解4 なんか地味 ⇒ 見えない大切な仕事
「システムは感情で作るもの」ボクはよく後輩にそういう。
「あほちゃいまっか。なんでコンピュータが感情でできまんねん」
大抵の人はそう思うだろう。だけど、そのコンピュータを動かすプログラムは人間が作っている。だから、同じ、ソースを作るにも「よし、やるぞ。この仕事は僕にしかできない」と思って作るのと「上司から言われたからイヤイヤやるか」では、プログラムの美しさが全然違ってくるのだ。
いいプログラムは美しい。美しいプログラムにはバグ(欠陥)も少ない。これが、僕の経験則。
今日も最後まで読んでくれてありがとう
今日のさくちゃんの一言
技術屋のこともわかってあげてね。
*1:全部が全部そうではないので、これを読んだシステム屋の方怒らないでね