悩んだときに読んで欲しい本

sakurasaku20052010-03-09

東京で、人生最高の会のメンバーに会ってきた。
ボクは長野と東京に、人生は最高と語れる友ができたことを心から感謝している。
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ベストなタイミングで、ベストなことは起こる。丁度、それぞれが悩みを抱えていたから、いい話ができた。
いろんな本には、苦しみや悩みは、『「なぜそうなったか」ではなく、「どうやったらできるか」を考えろ』と書いてあるが、僕自身、できないから、できない人の気持ちはよくわかる。
そういうときボクは、ブルースリーの映画「燃えよドラゴン」のこの台詞をいってみる
「DOON’T THINK!、FEEL(考えずに、感じてごらん)
そういう気持ちになれる本

幸運はデザインできる―人生にミラクルを起こす2つの方法

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もう1冊。名著を紹介したい。

夜と霧 新版

夜と霧 新版

アウシュビッツの収容所生活を描いたこの本は、前から知っていたけれど、なんとなく重そう、暗いというイメージからずっと遠ざけていた。
最近、読んでみて思った。
これは・・・・・・・・・スバラシイ本だ(*^_^*)
何回読んでもイイという感情しか起こらない。僕がいいと思ったのは主に3点
まず、美しい文章

「鉄(くろがね)色から血のような赤までこの世のものとは思えない色合いで、絶えず幻想的に形を変えていく雲を眺めた」
水たまりには燃えるような天空を映していた」


どうだろう。精神科医とは思えないこの美しい文章は。ただ、ただ、感心した。


ふたつ目は、愛する人への想い
隔離した生活の中で、著者はイメージの中に最愛の人をつくる。その擬似会話は秀逸だ。


そして、最後は、生きる力
絶望と不安の中で、多くの人が餓死、病死、自殺していく。そのとき著者が生き延びられたのは希望や期待ではなかった。
それは・・今日も最後まで読んでくれてありがとう。