アンハッピーフロー

sakurasaku20052010-02-16

「すべてのことは人のせいなんだよ。」
先輩が僕の顔をまじまじとみていう。
昔ながらの安居酒屋。
秋篠宮様似のマスターがアツアツの鴨鍋を持ってくる。
「なぁ。作太郎君。そう思っていないと、やってられんと思わんか。」(写真は千葉のお友達のお店(*^_^*)
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・・正直、ウケた。

とても正直な方だと思った。人柄と誠意を感じた。なるほど、こういう考え方もいいな。と思った。


以前、ボクはすべてのことは100%自分のせいと思っていると書いた。
あら、正反対じゃない・・・そう思われる方もいるだろう。
誤解しないで欲しいのは僕の場合は、そう思った方が、腹が据わるというか覚悟ができるからだ。
天災や突然の病気など、自分ではどうしようもできないことが世の中にはごまんとある。
ほんとに自分のせいだと思ったらやっていられない(笑)
僕がそう思う理由は、起きるすべてのことには意味があると思っているからだ。だからといって、間違っても「全部自分のせい」といって自分を責めないでほしい。

自分のせい=自分の責任=自分を責める⇒自己嫌悪⇒自信喪失。

これこそ、もっともやってはいけない不幸の流れ。アンハッピーフローだ。

僕がひとのせいにしたくないのは、自分の力ではどうにもならんことを悩んでも無駄と思うのと、「悪いのは○○さんのせい」って考えると、自分の中に被害者意識が芽生えるからだ。
「○○さんのせいで○○ができなかったのよ」
これは自分は悪くないというフリをしながら、思いきっり人を攻撃していると思わない?それに対し「すべては人のせい」って言葉は、特定の誰かのせいにしないところがとっても共感が持てた(^_^;)


宮沢賢治さんの童話に出てきそうな名前のお店でのエピソード。ちょっと紹介してみた。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。