私の本棚と現実(リアル)

sakurasaku20052009-05-12

ボクは子供の頃から本を読むのが好きだった。
小学校5年で始めて「ドラえもん」という漫画に出逢った。
漫画とは「こんなに面白いものなのか」・・あの時、僕に衝撃が走った。
以来今でもドラえもんのファンである。
おかげでリラックマまで好きだ。
なぜって?二人ともなんとなく丸くて可愛いから・・・(写真は去年行った井上雄彦さんの最後のマンガ展)
一歩前に♪勇氣をありがとうさくちゃんの甲信越blogランキング(*^_^*


腰の調子はぼちぼちだが、週に1度の太極拳はでた。
「たわけ〜、普段歩いてないせいじゃい」予想通り・・一喝された(――〆)。
実は会社に太極拳研究会なるものができた。誘われているが、「他の流派に参加するのはいかがなものか」と聞いたら、これも一喝された。
「たわけ〜、今は広い視野でなんでもいいから吸収しなはれ・・。」*1
ちょっとシュンとした今日はこんな作品を紹介したい。

リアル (6)

リアル (6)

仲間たち、車椅子バスケをテーマにした作品。
主人公は突然半身不随になった二人の青年。そして、五体満足だが高校中退し、就活しながら目標がみつからない自分に悩む青年。共通点はバスケが好き。所属するチームの名前もいい・・「タイガース」・・汗


この絵(表情)が凄い。
台詞はほとんどないのに、彼らの葛藤と挫折の現実(リアル)を胸に刻んでいく。井上雄彦さんの才能は素晴らしい。
いろいろ説明するより、心に響いた言葉をひとつだけ書こう。自分に悩む青年、野宮朋美君が、同僚のバンド男にいった言葉だ。

偉いね。目指すもんがあって。
俺は何を目指すのかすらまだ見つかってねーや
でもだからこそ今を生きることにした
おめーが踏みにじってる今を
今いる場所がつまんねえ職場だろうと俺の道であることにかわりねえ。
俺のゴールにどうやってつながるかは知らなねえが
いつかつながることだけは確かだ。(リアル第6巻より)

アツいねぇ。確かに道はつながっている。

*1:一部口調を変えて誇張してあります