武士の一分

sakurasaku20052009-01-19

トルゥールー、トルゥールー
朝から電話が鳴り続いている。まるで野戦病院のようなケタタマしさだ。
実は週末、支社全員のメールアドレスを本社に移行するための統廃合処理をした。
手作業で交替の24時間体制で行ったが月曜朝までに間に合わず、一部社員に不具合がでた。ただ電話の内容のほとんどが操作方法など簡単な問い合わせ、事前にマニュアルを配布してもうちにきいた方が早いと電話が殺到した。
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まあ、それだけ頼られている証拠と僕は前向きにとらえている。(と同時にうちの社員は実はシステムに疎いこともわかってしまった( 一一))
現在、フロアの中央に大きな白板を設置し、社員1台ごとのPC作業進捗情況を書き込んでいる。
完了した人に花丸印がついている。それをみた人事課長殿曰く「ここだけ人足早く選挙がきたみたいだな(*^_^*)」・・・確かに当落情況をみているようだ(笑)
こういうとき慌ててもしかたない。だからブログを書いている(^_^メ)。


先日、日経コンピュータ年金記録のことが特集されていた。
なんと社会保険庁は累計でNTTデータに1兆1564億円、日立グループに3823億円もの開発費を払っていたというから驚いた。
にもかかわらず、5000万件以上の宙に浮いた年金記録が見つかった理由を民主党長妻昭議員は
社会保険庁のシステムの丸投げ体質が混乱を招いた。』とぶった切った。
「情報システムほど調達が難しい商品はない。ベンダーと専門用語で互角に話せる専門家が発注者にいなければよいシステムは作れない」ともいう。まさに同感だ。


実はウチは支社でありながら、そのマギャクをいっている。
すなわち、『丸投げ』ではなく『丸抱え』
独自のシステムを作りあげ、本社につなげている。今回はたまたまそれが裏目にでた。まあ、何事も一長一短だ。
でもこのしくみは自分たちで作り上げた自負があるから残業手当がでないとわかっていても誰も帰らない(ごめん。僕は日曜日ずっと寝ていた・・)この気概、社保庁の職員にも見習ってほしい・・・・・などと人のことをいっている場合じゃなかった。
ただ何十年とやっているとこんな修羅場はいくつも見てきた。混乱は長続きしない。
そして学んだこと。こういう時は、あせらないこと、冷静になること、愚痴を言わずに耐えること
やがて大きな花が咲く・・(今日は独り言のようなブログでごめん<(_ _)>