一本槍なオトコ

sakurasaku20052009-01-09

全身に何百の武器を仕込んでも 腹にくくった「一本の槍」にゃ適わねぇこともある
尾田栄一郎さんの漫画ONE PIECE(ワンピース)でのオーナー・ゼフの言葉。
オーナー・ゼフとはコックにして海賊団の船長。赫足(あかあし)のゼフと呼ばれていた猛者。
赫足とは敵を蹴り倒して染まる返り血を浴びた靴という意味らしい。
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彼はその昔、サンジ(ワンピースの主人公の一人)の乗った船を襲撃した際、大嵐にあい、遭難してしまう。彼は子供のサンジを助けるため持っていた食料を全て渡し、自らは自分の片足を切って食べ命を繋いだという。
この物語を始めて読んだときは「男気」とはかくいうものかと感嘆した。


そのゼフにそっくりな課長が東京本社にいる。
勿論、義足ではないが、心意気といい、やくざな風貌といい・・似ている。
その方から年賀を頂いた。あまりに檄文だったので原文をそのまま紹介してみたい。

明けましておめでとう。
君の座右の銘(忍激二字是禍福関也)、しびれるネ。そして、最後の一文*1に小職もかくありたいと思うし、真摯に生きたい。
しかしながら生身の人間にとって聖人君子になることは難しい。感情の爆発は問題意識の現われとも思う。ただし、時と場所は選ぼう。
だから、そういう時には何時でも、はけ口の受け皿になるぜ。
受け売りで恐縮だが、僕は以下の言葉を大切にしている。
 「人格の差は、苦労の差
  実績の差は、責任感の差
  実力の差は、努力の差」
今年も頑張ろうぜ!! フレー! フレー!作太郎


相変わらず熱い人だ(^_^;)
本社と支社、立場は違うとはいえ、こういう人と仕事ができたことを僕は幸せに思っている。
彼はよくこんなこともいっていた。
「会社が自分を守ってくれるなんて甘えちゃいけない、いまは会社に貢献できないとわかれば簡単に首にするのが会社だ。それを一個人がどうこういってもしかねぇ。だが、オレたちゃ、プロを目指そうぜ。それにゃ、目の前のことを精一杯やっていくしかねぇんだ。」
「何かを達成したきゃ、どれだけそうしたいって思っているか。そいつの覚悟で決まるんだ。結果なんてものはな。後からついてくるわ。」
・・・・
いのちいっぱい自分の花を咲かせようとしているオトコの後ろ姿は美しい・・。

*1:昨日の自分が今日の自分を誇れるように