九州男児

僕は神社が好きだ。
境内に入るとなにか「気」を感じて、妙に落ち着く。
心新たまるといった方がいいだろうか。
その神社のことはまた書くとして今日は久しぶりに愛すべき県民性を紹介したい。(写真は薩摩富士)

「なこかい、とぼかい、なくよか、ひっとべ」
鹿児島県人がよく口にする言葉で、難関に直面したとき、あれこれ考えるより、何はともられやってみろという意味。
裏を返せば、計画性はあまりない。
見る前に飛ぶ、一発勝負型である

(祖父江隆男さん、県民性の人間学から引用)

僕はこの本を読んだとき、麻呂さまのことを思った。
実は麻呂様は篤姫で有名なある大名の末裔。由緒正しいお家柄。
なのに、なぜいつも行き当たりばったりなのだろうか?
一緒に仕事している間ずっとそう思っていた。


なるほど、彼は間違いなくいっぽぎく(一本気)。
あまり後先を考えていない(汗
鹿児島県人に限らず九州男児は勇猛で上昇志向が高いと聞いていたが、上昇志向がないのは、家柄的にもう必要ないせいか(笑)
・・妙に納得した(笑)
実は仙巌園を見て、これがかつて麻呂さまのお庭だと想像すると彼は本当は物凄い人なのかと思ったから・・( ^)o(^ )


この本によると九州男児は開放性と進取性の両方を合わせ持ち、連帯意識が強いという。
なるほど、木家マスターを見ていると妙に納得できた(笑)
芸能人が圧倒的に多い理由は、目立ちたがりという側面も否定できないが

「石橋を叩いて渡る」と正反対で、とにかく突っ走る。あまりくよくよせず、何でも乗り越えて前進するからだ
(同書から引用)

・・・・そうだ。
やはり九州男児はダンディで素敵なオトコだ・・・(あれ九州女性からは反論があるのかな・・汗)


麻呂様がいなくなったいま、改めて思う。
彼は間違いなくスターだった(笑)
九州男児のいい意味でのノーテンキな明るさ・・僕も見習おう(*^_^*)

追伸 お見舞い

台風13号の影響で鹿児島と宮崎など九州南部を中心に被害が出ていると聞く。
被災にあわれた方には謹んでお見舞い申し上げたい。
先日までいたところだけに他人事とは思えない。