ホタルの季節

全国健康太極拳総会で諏訪大社に行ってきた。やはり大雨だった(涙)。その話はまた書こう。
今日は蛍の話をしたい。ホタルの季節となった。
江戸時代。蛍は花見と同格の宴(うたげ)で屋台舟を仕立て、闇夜に浮かぶホタルを楽しんだという。

思うとおりに歩めばいいのよ (ターシャ・テューダーの言葉)

思うとおりに歩めばいいのよ (ターシャ・テューダーの言葉)

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風流な話だ。浴衣にうちわをもってホタル見物・・・私もいってみたい。
信州でも辰野町松尾峡は東日本では一番ゲンジボタルが見られる「ほたるの里」として有名だ
日本には約40種類のホタルが言うというが、代表的なものはゲンジボタル。水がきれいところにしか住めない。大型のホタルで光の饗宴は見事なものだ。ゲンジボタルに比べ小型だがヘイケボタルも有名だ。田んぼや農業用水路など少しぐらい汚れた水でもすめるタフなやつだ。そのヘイケボタルも減っているという。農業用水路までコンクリート化が進み、幼虫時代すごせる場所が減ってきているからだそうだ。
ちょっと悲しい話だ。
ホタルは光の点滅で愛を語る。今はどこでも街灯が出来たせいで周辺の照明が明るすぎるて恋もできないそうだ。
子供の頃、麦わらや籐で編んだかごにホテルを入れて鑑賞したものだ。今思えば懐かしい。里山で育った僕はホタルをみると郷愁に誘われる。
都会育ちの彼女は信州にきて生まれて初めてホタルを見たという(驚)
豊かな生態系を子供たちの世代へ・・・地球環境を守ることは里山を守ること。もう一度里山も見直してほしい。


追伸 ターシャ・テューダーさんに捧ぐ

アメリカの絵本作家であり園芸家のターシャ・テューダーさんが亡くなった。御歳92歳。
「パンプキン・ムーンシャイン」、「マザー・グース」や「コーギービル」シリーズと数多くの名作を残された。僕の一等好きな絵本作家の一人である。
情感豊かで繊細な彼女の絵、言葉で言い表せないほど素敵だった。

コーギビルの村まつり

コーギビルの村まつり

彼女の生活も魅力的で、愛犬コーギー(メギー)と過ごす19世紀そのままの自給自足をモットーにした「スローライフ」は多くの人の共感を読んだ。料理とくにパン作りも得意だったと聞く。僕は生きている間に一度ターシャの庭にいってお会いしたかった。
謹んでご冥福をお祈りしたい。