さよなら絶望先生と大掃除

sakurasaku20052007-12-29

久しぶりに何もしなかった。
友人曰く。ゴロゴロしたり、只ぼーーとする時間は人生で最高な贅沢・・・確かにそうかもしれない。
彼女はその間、頑張って家の大掃除をしていた!
「手伝わなくていいよ」と言われたがちょっと心が痛んだ。(あれ、でも手伝ってないぞ(滝汗)
窓を拭いていた彼女が「あーー、窓拭きなんて毎月やっとけばよかった。埃がたまって大変よ」
この言葉を聞いて思った。
↓よかったら、クリックしてね♪
年末年始も応援ありがとうさくちゃんの甲信越ブログランキング


ホコリって病気と似ているなぁ
知らず知らずにたまってあちこち痛み出したり、体調不良になったり。だけどそれは長年の不摂生が自ら招いたもの。ある意味しかたない。いつも掃除していて何でここだけ埃がたまるのと思うことがあるように病も突然やってくる。
僕は生きていくことは、埃をかぶるものだと思っている。
たとえば歳を積み重ねると、自分の生きてきた経験が邪魔して、どうしても心が頑なになる。これは心の埃といえよう。歳をとってからも、元気溌剌な人と疲れた人の違いは、自分にたまった埃を掃除できるか否かの差だと僕は思っている。
人間は感情の生き物だ。
心にたまった埃も意識して捨てないと、自分で自分を苦しめることになる。
人生、リセットが必要だ。
織田裕二君は自伝的エッセイ「脱線者」の中でこう語った。先入観や既成概念を一旦取り去り、まっさらな気持ちでゼロから考えること・・とても大事だ。
僕は「こうしたい」と思うことは人間の欲だと思っている。
「こうしたい」「こうなりたい」「これが欲しい」・・・そう思うことはすごく自然で悪いことじゃない。だけど、それは持ちすぎると埃になる。それに気づいてリセットする(白紙に戻す)。

  • 欲してもできないことは考えてもしかたないから、忘れる。
  • 割り切れない感情は、多分、考えても割り切れないままだからから、そのまま放っておく。


よく「こうならなければいけない」と思考の範囲を自分で決めつけてしまっている人がいる(実は僕の話だが)
そんな自分を捨て、自分の経験や既成観念も一度取り払って、まっさらな気持ちで相手に接すると自分が変われる。自分が変わると相手が変わる。
僕が母に言い続けている言葉。捨てることの大切さ。この想い、いつか本当の意味で伝わってほしい。


ここまで書いて思った。タイトルと内容が全然一致していない・・・(滝汗)
実は先日、君平さんお薦めの「さよなら絶望先生」を読んだ。

さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)

何事もネガティブにしかとれない青年(絶望先生糸色望)が主人公の学園喜劇?時事ネタとギャグが見事にマッチされ中々面白い。
ネガティブでもこんな笑えるネガティブさなら楽しい(笑)


楽しそうに生きている人は無闇に自分を責めたりしない。
「私のせいだ。私が悪い。いつも私はうまくいかない」・・・・
だけど、できなくたっていいじゃないか。ダメだっていいじゃないか。うまくいかなくて当たり前。世の中の90%は失敗でできているのだから。
1日休んだらそんなことが書きたくなった(長くなってごめん)