選択

sakurasaku20052007-10-25

ブログ復活(^^♪ありがとう。待っていてくれて♪皆さんのコメントで元気がでました(笑)。
だから今日は少しだけまじめなことを書かせてほしい。
人生には選択はつきものだ。
就職、結婚、転職、定年・・こんな大きな選択はなくても僕らは日々小さな選択をして生きている。
例えば今日の昼飯は何にしよう。
ラーメン、そば?たまにはABAB(オムライスのとても美味しい店)に行こうかな(^^♪。こんな風にいくつかの選択肢から自分の道を決めている(僕のつまらない例でごめんm(__)m)
ここでアメリカの心理学者ゲイリー・E・シュワルツ博士の行った面白い実験を紹介したい。
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被験者に「お礼をあげるから、アンケートに答えて欲しい」といって、
A 「1.5ドルの現金」
B 「2ドル相当の金属製のペン」


お礼はどちらか好きな方を選んでいいと言った。この結果、実に75%もの人が、B「2ドル相当の金属製のペン」を選んだという。
今度は、別のグループに
A 「1.5ドルの現金」
B 「2ドル相当の金属製のペン」
C 「1ドル相当のフェルトペン2本(あわせて2ドル相当)」
の3つの中から好きに選んでいいといったところ、驚いたことに50%の人が、今度はAの現金を選んだという。


この結果は単にに2者選択より3者選択の方が迷うとか、選択しにくいといっているだけではない。
AB2者選択から、CというBと似た新しい選択肢を加えると、Bではなく全然違うAを選びたくなるという人間の深層心理を証明している。すなわち「同じような選択肢」を前にすると、自分の思いと全く違った選択を人は選びたくなるということだ。
ゆうきゆうさんはこれを二択の嫌悪と呼ばれた。

就職か進学かで迷っていた人が、突然どっちもやめて結婚した。
素敵な男性二人から言い寄られている女性が、突然全然別の傍から見るとえーーっていう男性とつきあった

こうしたことを経験したことはないだろうか。確かに二者選択は選びやすいけれど、それが人生における重大な選択だと思えば思うほど、突然違った選択を選びたくなる。想いが純粋で一途な人ほど尚更その傾向が強い。
僕はそういうとき、あえて自分で第3の選択肢を作る。
例えば仕事が辛いとき。1仕事を辞める(転職する)2我慢してがんばって続けるの・・2者選択でなく、3今日はさぼるという第3の選択を作る。
そうすることで、極端な選択をしないように気をつけている。
選択に迷っているときは誰でも辛いものだ。
得てしてそういうとき○か×かの極端な選択をしがちである。そういうときほど、時間と距離を置いて、第3の選択を考えてみれないだろうか。
人生は白か黒かの2者選択ではない。ときに灰色の選択肢だってあっていい。
なにか重大な選択に迫られたとき、何も考えず、ゆるやかな時間をあるがままに流してみよう。例えひとからは無駄な時間といわれようが、きっと自分にとっての宝物が見つかるから・・少なくとも僕はそう思う(^・^)

「もしあなたが自分の人生の計画を作らなければ、
 恐らくあなたは、誰かの計画に組み込まれてしまうだけだ。
 そして彼らは、あなたのために何もしてくれないだろう 」〜ジム・ローン