安倍ちゃんに捧げる環境問題♪世界は扶助を待っている

人間の果てしない欲望は争いと混乱を招く。
昨日のチョッパーの話しからあまりのブレに、ついていけない人がいるかもしれないが、それが僕のブログスタイル。カンベンしてほしい(笑)。
今日はバイオ燃料と環境問題について書きたい。(写真は戸隠で見た空)
まあ、いいではありませんか♪さくちゃんの甲信越ブログランキング


バイオエタノールをはじめバイオ燃料が脚光を浴びている中、とうもろこしやサトウキビなど穀物の値段がどんどん上がっている。
地球温暖化問題の切り札として、循環型のバイオ燃料が注目されること事体は否定しない。むしろいいことだと思う。
だけど、そのために、途上国では森林伐採など逆に環境破壊が進んでいる事実には閉口してしまう。
本末転倒な結果を生むのは地球温暖化がビジネスになりつつあるからだ。
燃料と食料・・・・両者の穀物争奪戦がはじまっている。
僕らの身の回りでもマヨネーズ、食用油、珈琲豆、牛肉、その影響でいろんなものがあがっている。一番深刻なのは途上国の食料不足だ。
世界では8億5400万人ものひとが今でも慢性的な飢餓状態にあり、栄養不足で苦しんでいるという。そのうち2万4000人が毎日死んでいると聞く。その大多数は子供たちだ。
年収300万以上といわれる8億人の自動車所有者と、年収3万円以下といわれる20億人の貧し人たち・・・・
市場原理だけで考えれば、どちらが勝つかは明らかだ。


牛は自分の体より高い位置にある竹の葉をどうやって食べるか知っているだろうか。一頭が首を使って竹をしならせ、もう一頭がその葉を食べる。積雪の竹林で放牧された牛は悠々と共同作業で食事をするという。
これが生きるための本能だと新聞で読んだ。
相互扶助。ともに助け合い歩もうとする気持ち。
食べ物は・・みんなでわかちあって食べようじゃないか。
その代わり廃木材など、食べられない物や部分を活用して新しい燃料を作り出す技術を、美しい国日本を目指すなら、安倍ちゃんは世界に示す気概を見せてほしい。


中山間地では牛が雑草、雑木を整理してくれるおかげで、農地と自然が守られている。
牛歩なんて馬鹿にしちゃいけない。ゆっくりでもいい。
ありあまる「モノ」を食べ散らす暮らしから、限りある「いのち」をいただく生活へ♪東京新聞「マヨネーズからの警告」の記事にはそう書かれたいた。僕らも便利な生活だけを目指すのでなく、両者がバランスある生活、目指していかない?

奪いあえば足らぬ 分け合えばあまる 相田みつを

(参考)バイオ燃料とは、穀物や草、木、廃材など植物からつくるアルコール燃料のこと。植物は二酸化炭素(CO2)を取り込んで育つので、理論的には燃やしても地球上のCO2総量は増えない。