雨の日

sakurasaku20052007-05-02

どんよりとした雲、信州は雨だった。
僕の体は敏感なのか、雨や嵐の日はわけもなく、体が重く、胸が苦しくなる。
ぐるぐるぐる、
「東京タワー」の僕(オダギリジョー)のように頭が回って、突然、頭の中が真っ暗になる。背中が痛み出し、心臓がバクバクして額から汗がでる。
なんていって表現したらよいだろう。とにかく具合が悪くなる。(写真は新潟のとあるバス停)
そういうときはどうしているか・・・・
まあ、いいではありませんか♪甲信越ブログランキング
そういうとき・・・・・じっと耐えて待っている(汗)
身体の音に耳を傾け、調子が戻るのを待つ。
雪解け水が流れる春の小川におたまじゃくしが、冷たい川の流れの中をちょろちょろと泳いでいるように、痛い体に身を任せなすがままにしている。
さからってもしかたない。
春が来ない冬がないように、悪いことはそう、長くは続かない。
ちょっと前まではそれでも何とかしようともがいていた。だけど、もがけばもがくほど、泥沼に入っていくことを経験から知った。

何か一度うまくいかなくなる。するとうまくいかないことが別のうまくいかないことを生み出す。そして状況は悪くなりつづける。どうあがいても、そこから抜け出すことができなくなってしまうのだ。
村上春樹さんの言葉を借りるとおそうなる。
こういうときは辛抱するに限る。



ところで、「そば屋二代目&嫁のほのぼの日記」のトクさんの「山笑」も今日はお客さんが少なかったと聞いた。こんなことを書くと横柄にとってほしくないのだが、彼には甲信越の1位をとって欲しいと思っている。

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そば屋二代目&嫁のほのぼの日記http://sobayanidaime.seesaa.net/

公務員を辞め、実家のそば屋で修行中の彼は、とても真摯で、情熱的で、でもちょっと人付き合いが苦手で、昔の私を見ているようだ♪←おい、おい、誰が似てると友人から突っ込まれそうだ。そういえば私はあんなにかっこよくなかった(汗)


最近、友人にブログが哲学的といわればかりなのに、また長文を書いてしまった(汗)まあいい。ブログは趣味なのだから。その日感じたありのままを書こう。
そうそう、大事なことを書き忘れた。
こういう悪い日はどうするか・・・
こういう日は・・・・・寝るに限る

子供の頃、僕は雨降りの日はよく何もせず、じっと雨を見つめていた。
何も考えずに雨を見つめていると、自分の体が少しずつほどけて、現実の世界から抜け落ちていくような気がしたものだった。おそらく雨降りの中には、人を催眠術にかけてしまうような特殊な力があるのだ。
少なくともその頃の僕にはそう感じた。村上春樹 国境の南、太陽の西より