認めたくない現実とハッピーフロー♪

あなたは両親に嫌悪感を持ったことはないだろうか
私は理由もなく、親に対してイライラしていた時期がある。
なぜだろう。理由は意外に単純だった。
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人はどうしても欠点や、嫌な部分の方が目にいきやすい。そのイヤなところと同じものを、自分が持っていればいるほど、その人に対して、嫌悪感を抱く。
私は、父の周囲に相談せずに勝手に物事進めてしまうところや、母の人の目を気にして自分からは何も出来ないところが嫌いだった。
だが、そういっている私が人に自分のことを相談するのは苦手だし、他人の目が気になり「自分のやりたいこと」をやれない傾向にある(汗)。
知らず知らずのうちに親の背中を見て育っている。
子供の頃、そして大人になって「両親のこんなところがイヤだ」と思っていたところは、間違いなくあなたも持っている。

自分が持っているイヤな部分を、両親を通してみているから、こんなにイヤな気持ちがするのだ。そのことに気づいてしまった。
あまり認めたくない現実だった(汗)
だが、もう少し深く考えてみた。なぜ父や母はそうなったのか。
父が人に相談できないのは、幼い頃に戦争で親を亡くし、子供の頃から誰にも相談できず、長男として自分で決めて生きていくしかなかったせいだ。
母が周りを気にして自分のやりたいことが出来ないのは、兄弟の中で一人だけ血が違う自分が、みなから愛されるためにはそうするしかなかったからだ。
そう思うと、父や母のその頃の「孤独感」、「苦しみ」、そして「悲しみの叫び」が自分にも伝わってくる。
目頭が熱くなり、自然と、涙がこぼれた。
全てのことには理由がある。
あなたが嫌いだと思っている部分はその人が生きていく上で必要だったから生まれてきた結果である。そして、物事にはすべて陰と陽(光と影)があり、欠点は最大の長所でもある。
父は決断力が早いし、母は気配りが上手だ。そして、私はその血を受け継いだ。
華麗なる一族」ではないが、親と子の間には少なからず見えない嫌悪感はある。
だけど、もっと自分のルーツ、親のルーツを知ろう。そうすれば自分が見えてくる。親と子。欠点と長所。全ての事柄は循環する。そう、それがハッピィーフロー♪♪。


追伸:あなたは両親を愛していますか?