ハケンの人格

sakurasaku20052007-03-22

数ヶ月ぶりにドラマを見た。
篠原涼子さんの「ハケンの品格
サラリーマン社会の現実を風刺したなかなかよく出来た作品だ(笑)
そんな折、昨日、派遣できている女性が「今までいろいろありがとうございました。今日が最後です。お世話になりました。」と挨拶に来た。
一歩前へ♪応援ありがとう甲信越人気ブログランキング
彼女はバレンタインデイにおせんべいをくれたセンスある女性だ。あまりに突然で驚いた。
「どうしたの。突然」と聞いたら
「もともと契約は1年ですから。延長するつもりはないって人事部に言われちゃいました。」何かを訴えているようで、少し悲しそうだった。
ここで小泉孝太郎君のように立ち上がればかっこよかったが、私はキャラクター的には大泉洋の方なので「また、ご縁があったら仕事しようね。」とだけ言って別れた。


ドラマの中で「格差社会ハケンは負け組」という言葉があった。
私は勝ち組、負け組みという言葉自体好きではないが、確かに雇い主から見ると派遣者やパート職員は弱い立場にあるのは事実だ。
年功序列制や終身雇用が崩壊しつつあるとはいえ、その点、正社員は守られている。
だけど、会社を動かしているのは同じ血の通った人間。そういう人たちのおかげで会社は業績を伸ばせる。経費もヒトも切ればいいというものではない・・・・。
いけない_| ̄|○。また、余計なことを言ってしまった・・(汗)いくつになっても青いままだ。


皆さんはよく覚えておこう。
このように悪いことは悪いとはっきり言って非難する正義感にあふれるサラリーマンは出世できないし、経営者としてもうまくやれない。
あのドラマを見て妻が、「あんな部長さん本当にいるの」と聞くから、「いるよ。」と答えたら、心配そうに「あなたは会社の中で例えるなら孝太郎君なの、それとも洋さん」
と聞くから、間髪いれず大泉さんだと答えておいた・・・・・。
ドラマの中では孝太郎君は部長に関連会社に飛ばされる。

そして今日、人事が出る。ひとごとではない(汗)
「マミー、辛いことは明日考えるわ。」風とともに去りぬのスカーレット・オハラの言葉が聞こえてくる。明日は明日の風が吹く(笑)