続けるという技術

新年の抱負。「今度こそ目標を達成しよう」なんて誓っても、3日も続かなかった(汗)。
年初に「100の夢」を書いたが、煩悩の塊となって、欲ばかり出て、自分の道が曲がるので全て捨ててしまった(さらに汗)
このように「続ける」ということは、なかなか難しい。

「続ける」技術

「続ける」技術

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そんなとき手にしたのが石田淳さんの「続ける技術」という本である。
彼は著書の中で、続かないのは、自分の意志が弱いからだと考えるのは間違いだといっている。私はずっと意志が弱いからだと思っていた(汗)。
物事が長続きせず、すぐに挫折するのは、その人の行動に対する考え方に問題があるからだという。
何かを続けることができないのは、

 (1)やり方がわからない
 (2)やり方はわかっているが「続け方」がわからない

のどちらかである。
例えば、ダイエットや禁煙をしたいと思ったとき、あなたはそのやり方はかわっているはずだ。だが、その続け方がわからないから続かない。
その続け方とは「ある行動を増やす」ことと「ある行動を減らす」ことにあるという。ちょっと奥が深い。
例えばダイエット。
痩せるために毎晩3キロ走ろうと決めたのに、走れない。
始めようとしているのに、なかなか増やせない行動を「不足行動」というらしい。
何かを始めようとするとき、この不足行動を増やそうとしている。その不足行動には、大きなハードルがある。それは「すぐに成果が確認できない」ことだ。
長く続けないと成果が得られないから、続けることができない。
また、不足行動を増やす場合、誘惑で邪魔されやすい。たとえばジョギングを行く前にテレビをつけてしまう。この誘惑を「ライバル行動」と呼ぶ。
ライバル行動は、行動した瞬間に“あなたが望む結果”を得ることができる。しかも、手軽だ。だから、誘惑に負けやすいのだ。
もうひとつ「やめよう」と思っても減らせない行動。これを「過剰行動」と呼ぶらしい。
本書ではタバコ、お酒、ギャンブルなどが挙げられたが、私はこのブログが過剰行動に当てはまる(汗)。
過剰行動も、すぐに確実に、自分の望むものや快感を得ることができる。努力なしに、簡単に継続できるからやめられないという。
続けるためには、自分の「行動」に着目し、続けるためのプログラムを組み、自分の行動を変えていく。これが近道なのだそうだ。
思わず「なるほど」と頷いてしまった。
私からも、一言付け加えさえていただければ、「続ける」ために必要なのは、強固な意志でも、才能や性格でもない。
そのことが「好きか」「否か」、だと思う(笑)