渡る世間は鬼ばかり?

sakurasaku20052007-01-12

渡る世間は鬼ばかり
あなたは人間関係に悩んだことはないだろうか。
一期一会
一生に一度きりの機会。
茶の湯で、すべての客を一度しか出会ぬものとして、主客ともに互いに誠意をつくすという教え。初めて会社に入ったとき、部長から教わった言葉を私は今でも覚えている。(写真は高速バスから撮った日本海の荒波)
私たちは、出逢いの連続の中で生きている。
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出来れば「よき出逢い」にめぐり合い、たくさんの人とよき時間を共有したいが、人生はよき出逢いばかりではない。
時には人と衝突したり、心無い言葉に傷ついたりすることもある。世の中にはいろんな人がいるのだから


こう見えても私は、人付き合いは得意ではない(汗)。
内弁慶のところがあり、親しくなってしまうと打ち解けて明るくできるが、初対面だと茶箪笥にある猫の置物に愛想を振りまいているだけのことが多い(汗)。
何となくその場には馴染むが、自分をうまく表現できないから、気を使ってとても疲れる。
いったん目の前からいなくなるとたちまち忘れられてしまうタイプでもある。

会社人間だった頃は、人付き合いは「ビジネス」と思っていたので、その場で合わせていたが、人生の折り返し地点を過ぎてみて、それだけではつまらない気がしてきた。
では、どうしたら心地いい付き合いができるのだろう?。

どこに言ってもその場にすぐ打ち解け、自分を主張できる人がいる。私はそんな人たちが羨ましい。友人の営業マンW君もそうだ。
そんな彼に聞いてみたことがある。
「どうしたらそんなうまくやれるの」
彼は優しく、そして明快な答えを用意してくれた。
「人の話を聞くことだよ。何でもいい。その人から何かひとつ自分の知らないことを得たいって思うことがコツだよ。」
「でもさ、苦手な相手もいるじゃない。そういう人の話を聞くのはつらくない?」
「そりゃ辛いさ。でもね、さくちゃん。苦手な相手を冷静によく観察してみると、それって自分の嫌いな部分が相手に投影されているだけってことが多いんだよ。だから、その人のいいところを見つけるようにして、その話を聞くんだよ。」


私はいい友人を持った。
私の経験からすると、人付き合いが苦手だから、がんばろうと思えば思うほど、空回って、凹んだり、ますます泥沼に入ったりする(汗)。
コミュニケーションの秘訣は自然体にある。大切な友人に接するように誰とでも接することが出来れば、あなたの人付き合いの達人になれるだろう。
だけど口で言うほど簡単にはできない(笑)
だから、ゴーイングマイウェイ♪気をつけていこう。世の中いろいろあるのだから。
うまくいこうがいくまいが悩んでやってみたことは、きっとあなたの糧になる。

成功しようが失敗しようが、その経験は必ず人生の新しい扉を開く。
やる前の人生と、やってみた後の人生は絶対に違うのだ。
齋藤孝「座右の諭吉 才能より決断」より