赤穂浪士とやわらかい心

赤穂の47志士とかけて、ニューイヤーフィギア2007ととく。


その心は・・・・忠臣蔵1/47 完全版 [DVD]
たまにはなぞかけなんてどうだろう。*1

松の廊下、浅野内匠頭切腹、吉良邸討ち入り。昨日は赤穂浪士の討入日だった。

この「忠臣蔵」は数々のドラマや映画となり、今でも日本人に人気のお話である。年末のこの時期になると、どこもこぞってこの忠臣蔵を放映する。
今年は赤穂の隣の姫路まで行ってきたので、いつもより感慨深い。
でも、なぜこんなに忠臣蔵は人気なのだろう。
一歩前へ♪〜元気をありがとう♪さくちゃんの甲信越人気blogランキング
法政大学の田中優子教授によれば、それは、この作品が「組織」を扱っているからだといい、その中の人間模様が面白いという。
確かに女性に「大奥」が人気のように、男たちには忠臣蔵はウケがいい。武士の世界を会社に置き換えれば男たちの人間模様も詰まっている。
彼女の論評に「自分たちがやっていることが(世界や人間にとって)どのような意味をもつのか、を不問にして、内部の組織運営に地道をあげている」とある。
まるで私の会社のことを言っているようだ(汗)
だが、果たして、赤穂浪士は本当に「正義」なのだろうか。
吉良上野介浅野内匠頭を殺しはしなかった。それどころか、突然切りつけられたにもかかわらず、相手に傷も負わせてわけではない。
それを頑なに主君の敵と吉良上野介を殺し、最後は自分たちも自害してしまう。これが正義なのか。
ただ戦えばいいというものではない。自分を犠牲にして忠義を貫いて何が残るのだろう。
でも、現実、サラリーマンの世界では、この忠臣蔵が起きている。
そう書きながら、私も熱くなりやすい性格だから、その場になると赤穂浪士のように戦ってしまうかもしれない(汗)
おのおの方、討ち入りでござる♪
12月15日現在、システム稼動まで後19日。
黒装束の男たちの残業は今宵も深夜まで続いているだろう。私は・・・寺坂吉右衛門のように一人討ち入りに参加していない(汗)

セトモノとセトモノとぶつかりっこするとすぐこわれちゃう。
どっちかがやわらかければだいじょうぶ。
やわらかいこころを持ちましょう。

相田みつをさんの言葉のように、忠義なんて堅苦しく考えるのはやめて、もう少しやわらかい発想を持ちましょうよ。と言いたくなって書いてみた。

*1:赤穂浪士とかけて、ニューイヤーフィギア2007ととく。その心は・・・・どちらも大義(体技)が重要です(汗)