たったひとつの恋

「あたしはあなたが大事よ。何においても。」
弘人（亀梨和也）は、「家を捨ててきた」と言う菜緒（綾瀬はるか）に何も言えずにいた。
「あたしのために何かを捨ててよ」いつになく感情的になっている菜緒に対して、弘人は冷静に、将来のこと、2人のことを話し合う。「俺は捨てれない」
「俺達は元の場所に戻ろう。泣くなよ。切なくなるじゃねぇか。」
後15分で横浜港。手をつなぐ二人。握り合った手のひらと、横浜の夜景が切ない。
「骨髄移植して５年。奈緒が生きてるか心配だからクリスマスイブだけオレンジのイガイガ振ってくれないかな。」
「私、弘人の手、好きよ。温かくて、いつも握り締めて欲しいときはぎゅっとしてくれて、それがすごく好きだった。」
二人は長い人生の15分間だけ手をつなぎ、こうして二人の恋は終わった。

――3年後、晴天の下。横浜港近く。
それぞれの道を歩いていた弘人、甲（田中聖）、亜裕太（平岡祐太）の3人は、甲の結婚式で再会する。 甲君の相手は裕子（戸田恵梨香）ちゃん、じゃなかった（驚）
そして、裕子は花束を持って甲の前に現れた。横浜港で菜穂は弘人と再会する。彼女の左手の薬指には指輪が光っていた。
俺は今世界一かっこ悪いぞ。ショックで荒れる弘人。
神様、いくつになったら俺は何かに傷ついたり、凹んだり、足掻いたりしなくなるのか。一人呟く弘人。う〜ん、私は未だになれない（汗）
結婚が決まった菜穂がある夜、突然、弘人の工場に向って走り出す。
そして工場で二人は再び出会った。
この小さな街で♪、このときを生きて、僕らは出会った。次週最終回、乞うご期待♪

受験を控えたエロかっこ悪いオヤジさまの息子さんにエールを送るため、ひと恋の番宣、戸田恵梨香さんを少しのせてみた♪。ちょっとだけでごめんなさい。
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キャスト
神崎弘人：亀梨和也（KAT-TUN）
月岡菜緒：綾瀬はるか
草野甲：田中聖 （KAT-TUN）
大沢亜裕太：平岡祐太
本宮裕子：戸田恵梨香
奈緒の兄タツヤ：要潤
奈緒の母みつこ：田中好子（特別出演）
奈緒の父雅彦：財津和夫
弘人の母亜紀子：余貴美子
レン：斎藤隆成