秋の季節に小田和正

雨がしとしと降っていた。信州は今年一番の寒さだったと思う。
今日夕方にかけて関東・東北の太平洋側では暴風や大雨の恐れがあるという。
寒々しい空を眺めていると理由もなく少し憂鬱になる。秋は物悲しい季節でもある。(写真はデジタル写真村様提供信州メルヘン街道）

私はこの季節になると無性に小田和正さんの歌を聴きたくなる。
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彼の透明感のある高い声と心に染み入るサウンドが私は好きだ。もともとオフコース時代から彼のファンだった。浜田省吾さんもファンといったので、全然タイプが違うと言われそうだが、彼らには共通点がある。
一見、小田さんの歌は爽やかなで優しいと思われる方も多いかもしれないが、彼の曲はその中に「激しさ」も持っている。
「静」の中から突然「動」が現れる。その激しさが私は好きだ。
彼は春夏秋冬それぞれを綺麗に歌い上げるが、その曲調はまるで聞き手に語りかけているようだ。
語りかける印象は浜田省吾さんも小田和正さんも変わらない。
小田和正さんの曲といえば「たったひとつの恋」の主題歌KAT-TUNの『僕らの街で』もいい曲だが、私は明治安田生命CM曲だった「言葉にできない」が一番好きである。

言葉にできない〜小田和正コレクション

その彼はもうじき６０歳になるとは信じられない。歳をとってもああいう男になりたいものだ。