のだめカンタービレ

通院で早退したので、id:iChigOさんが面白いという「のだめカンタービレ」を見た。
http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index.html
この物語は二ノ宮知子さん原作の同名のコミックを、衛藤凛さんが脚本したものだ。天才的才能を持ちながら、本能の赴くままに生きるのだめ(野田恵)。彼女を「スイングガール」の上野樹里さんが好演している。
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また、彼女を取り巻くキャラクターがいい。
飛行機にも船にも乗れないから才能があっても海外留学にいけない千秋先輩(玉木宏)、なぜかおかま役が良く似合うおねえ系キャラの奥山(小出恵介)、ツンツン頭のロッカー龍太郎(瑛太)、なぞのドイツ人(竹中直人)と、枚挙に暇がない。
クラシック音楽を背景にテンポよく、笑いながら進めるこの作品はまるでパタリロのようだ。キャラが次々に登場して、わけがわからないうちに一本の糸に結ばれていくところは三谷幸喜さんの有頂天ホテル をも思い出す。
端的にいえば、その、つまり、面白い。また表現しにくい面白さのある作品だ。
「千秋さまは私の王子様」奥山(小出恵介)のこの言葉には驚いた。おいしいポロポーズのバンビはどうしてこうなったのだろう(笑)
何だかわけがわからないうちに千秋をめぐってのだめ(上野樹里)と奥山の闘いが始まった。だが千秋は二人には見向きもしない。龍太郎(瑛太)の前で見事なバイオリンを弾く千秋。
「どうせ俺はへたくそだよ。才能なんかないよ。」
「ああいう奴に限ってある日突然何かを掴んで、とんでもないことするだよな。」
こんな一言で突然やる気になる峰(瑛太)は愛すべき男だ。
「血反吐が吐くまで練習した。俺は指揮者になるのが夢なんだ。だからいろいろ勉強している」千秋の言葉は才能は一夜で出来ないことを物語っている。演奏する玉木宏瑛太の姿はカッコイイ。音楽のことはよくわからないけど、やはり物語と一緒でイメージが浮かぶことが大切なのだろう。とにかく、楽しく弾くことがいい音を出す秘訣というのは納得した。
「まだ勝負は終わってませんよ」最後にのだめと奥山の笑顔がよかった。
だが、フランツ(竹中直人)にキスを迫られたのだめはどうしたか、なぜフランツは倒れているのか(驚)原作を読んでいないせいもあって、この物語先が読めない。
わからないけどはまってしまう「のだめカンタービレ」次週に続く♪

キャスト
野田 恵 …… 上野樹里
千秋真一 …… 玉木宏
峰龍太郎 …… 瑛太
三木清良 …… 水川あさみ
奥山真澄 …… 小出恵介
多賀谷彩子 …… 上原美佐
大河内守 …… 遠藤雄弥
佐久 桜 …… サエコ
峰 龍見 …… 伊武雅刀
河野けえ子 …… 畑野ひろ子
江藤耕造 …… 豊原功補
谷岡 肇 …… 西村雅彦
フランツ・シュトレーゼマン …… 竹中直人

特別出演・・・軽部真一