愛媛県 坊ちゃん好きの伊予人 後編

「なにしよん?」
「そんなんしたらいかまいが。ほやけん、いうたろがね」

伊予弁を聞いていると、なぜかのどかな雰囲気になってくる。
愛媛は道後温泉の松山は坊ちゃんの舞台として有名だが、みかん、いよかんの産地であり、キウイや真珠の産地としても有名である。
愛媛県人は子供の頃、ご飯にポンジュースをかけたオレンジ色の「みかんご飯」なるものを食べていたというから驚きである。

叙情的でのんびりした雰囲気は青春作品に合うらしく、東京ラブストーリのカンチの故郷は愛媛であり、私の好きな片山恭一さんの「世界の中心で、愛をさけぶ」の舞台は宇和島だった。
また敷村良子さんの小説「がんばっていきまっしょい」の舞台は松山東高校である。この作品、田中麗奈さんの映画や鈴木杏ちゃんと関ジャニ∞錦戸亮君、kat-tun田口淳之介君のドラマで有名だ。その作品にはレガッタ相武紗季さん、ハチクロ関めぐみさんなんかも出ていた。
現代俳句の発祥の地らしく、小学校の頃は俳句を学ばされるそうだ。
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自らを四国の代表(中心)と思っているらしく、高知や徳島にはライバル心があるらしい。なぜか香川は舎弟と思っているらしい(汗)
ここで「あいだい」といえば愛媛大学を指し、世間一般では「愛知大学」を指すことを彼らは知らない。また、愛媛と愛知を間違われると腹立たしく思うそうだから気をつけなければいけない。
「一六タルト」に「ハタダの栗タルト」「六時屋のタルト」「母恵夢」など銘菓の産地でもある。
愛媛県民の味付けは微妙に甘く、歓迎・親愛の情が強いほど料理の砂糖の味付けが濃くなるというから味付けが甘かったらあなたは愛されているということだ。
また、高校野球が盛んなところでも有名だ。
そんな愛媛県はなぜか東西でも南北でもなく、東予中予南予にわけられるそうだ。
概して温和で穏やか、屈託のない素直で明るい性格を持っているという。「伊予のかけだし」というように、話を半分聞いただけで興奮して駆け出してしまう、慌てモノでおっちょこちょいの性格もあるようだ。
まるでウチのおやじのような県民性だ(^_^)♪
「なんとかなるさ」の楽天思考の愛媛県人、でも、思い込みが強く、一度走り出したら止まらないのも特徴だそうだ。私の家系は愛媛とつながっているのだろうか。
そんな親しみが持てる愛媛県人、私は好きだ♪

愛媛県出身の有名人
正岡子規高浜虚子河東碧梧桐大江健三郎中村修二伊丹十三黒田義之、片山恭三、敷村良子、丹下謙三、MAYA MAXX加藤いづみ、YU-KI(TRF)、藤岡弘、真鍋かをり、宮内淳、露口茂、松澤一之、友近叶美香青田典子、村上ジョージ、朝潮玉春日福西崇史佐伯美香西本聖野口茂樹平井正史二宮清純